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ダニエル・ハイムはヴァンパイア・ウィークエンドの新作『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』に参加した経緯について語っている。

エスティ・ハイム、アラナ・ハイムとの姉妹であるダニエル・ハイムはアルバムの冒頭を飾る“Hold You Now”を含めて3曲でデュエットで参加している。

ダニエル・ハイムは「ピッチフォーク」に対して2010年にザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカスとツアーしている時にエズラ・クーニグとは初めて会ったと語っている。

「(エズラが)ニュー・アルバムについて話し始めた時に“Hold You Now”だったと思うんだけど、聴かせてくれたの」と彼女は語っている。「彼は『おそらくデュエットにすべきだね』と言ってたんだけど、それで私は『そうなの!? 何か私にできることがあるなら、すぐやるわ』と言ったの。あの曲がちゃんと一緒に取り組み始めた最初の曲だったの」

アルバムの一部はダニエル・ハイムが交際しているプロデューサーのアリエル・レヒトシェイドの自宅でもあるハイムの家でもレコーディングされたという。

「声をかけにいったら、エズラが『ちょっと僕の書いたものを聴いてよ。そこにハーモニーを乗せてみるなんてどうかな?』と言ったのよ」と彼女は説明している。

「私はいい家主ではなかったんだけどね」と彼女は続けている。「アリエルとエズラがアルバムに取り組み始めた時、彼らはすごく集中していたの。だから、私は邪魔したくなかったのよ」

今回のコラボレーションのインスピレーションについてダニエル・ハイムは次のように語っている。「彼は子供の頃に好きだった昔の曲をずっと振り返っていたわ。男性と女性によるデュエットの曲をね。同じようなきらめきを捉えたかったのよ。でも、すごく即興の、ゆるいものだったわ」

インタヴューの他の部分でダニエル・ハイムはジェニー・ルイスに自身の音楽を捧げていると述べ、最近のお気に入りのアーティストとしてサッカー・マミー、スティーヴ・レイシー、ロザリアを挙げている。

6年ぶりとなる新作をリリースしたヴァンパイア・ウィークエンドだが、2020年のアメリカ大統領選挙でもバーニー・サンダースを支持することを明らかにしている。

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