ザ・ローリング・ストーンズは『ロックンロール・サーカス』のデラックス盤をリイシューすることが発表されている。
映画『レット・イット・ビー』を手がけたマイケル・リンゼイ=ホッグが監督した『ロックンロール・サーカス』は1968年に観客を前に行ったパフォーマンスを収録したもので、BBCのテレビ特番として放送された。
1968年12月に収録された本作についてキース・リチャーズは「確か36時間分にも及ぶすごい映像があるんだ」と語っている。「最後に向かうまで全部を覚えているわけじゃないってことを記憶してるけどさ……でも楽しかったよ……2組のオーディエンスがいたんだけど、1組は最後の最後まで付き合ってもらったんだ。素晴らしかったよ」
アメリカで6月7日に、UKで6月28日にリリースされる『ロックンロール・サーカス』の再発盤は4Kのドルビー・バージョンに修復されて、ブルーレイとDVDでリリースされ、音源は2CDと3枚組アナログ盤で28曲がリミックスされて収録される。
『ロックンロール・サーカス』にはザ・フー、ジェスロ・タル、タジ・マハール、マリアンヌ・フェイスフル、ヨーコ・オノのほか、キース・リチャーズとミッチ・ミッチェル、ジョン・レノンによるこの日限りのスーパーグループ、ザ・ダーティー・マックが出演している。今回のリリースにはザ・ダーティー・マックのこれまで公開されてこなかった音源も収録されるという。
ボーナス・コンテンツとして今は亡きピアニストのジュリアス・カッチェンの音源が収録されるほか、タジ・マハールの楽曲が3曲、ザ・ダーティー・マックがザ・ビートルズの“Revolution”と“Warmup Jam”を演奏した音源も収録される。
ブルーレイとDVD、2CDが収められた限定デラックス・エディションは観音開きのデザインによる44ページの無線ブックレットが同梱される。ブックレットにはデヴィッド・ダルトンによる1969年の米『ローリング・ストーン』に掲載されたエッセイやマイク・ランドルフによる現場写真が掲載される。
一方、ザ・ローリング・ストーンズのロニー・ウッドは心臓の手術後もミック・ジャガーは元気だと語っている。
「(妻の)サリーと一緒にキース(・リチャーズ)やパティ(・ハンセン)とカリブ海に休暇に行ったんだけど、『よくなるように』願いを込めた曲をギターで歌った映像をミックに送ったんだ」
「(ミックは)楽しんで、感動してくれたみたいでね」とロニー・ウッドは続けている。「彼は本当に元気だよ。昨日も彼と喋ったんだけど、調子がいいと話していたよ」
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