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デヴィッド・ボウイは9曲の未発表トラックを収録したデモ・コレクションがリリースされることが決定している。
『ザ・マーキュリー・デモ』と題されたこのデモは1969年にデヴィッド・ボウイのアパートで1テイクでレコーディングされたもので、デヴィッド・ボウイは歌っているほか、ギターとスタイロフォンを演奏している。ジョン・“ハッチ”・ハッチソンもギターとヴォーカルで参加している。
6月28日にリリースされる本作には初期の“Space Oddity”のほか、全10トラックが収録される。公式の発表の中では“Space Oddity”について既にリリースされたことのある音源であるものの、「真の文脈の中で初めて」リリースされるとしている。
『ザ・マーキュリー・デモ』はその他に“Conversation Piece”や“An Occasional Dream”といったオリジナル曲のほか、ロジャー・バンの“Life Is A Circus”、レスリー・ダンカンの“Love Song”といったカヴァー曲も収録されている。“Love Song”はエルトン・ジョンもアルバム『エルトン・ジョン3』でカヴァーしている。
“Janine”という曲ではザ・ビートルズの“Janine”のメロディーを歌う短いパートも登場するという。
トラックリストは以下の通り。
‘Space Oddity’
‘Janine’
‘An Occasional Dream’
‘Conversation Piece’
‘Ching-A-Ling’
‘I’m Not Quite (aka Letter To Hermione)’
‘Lover To The Dawn’
‘Love Song’
‘When I’m Five’
‘Life Is A Circus’
『ザ・マーキュリー・デモ』はオリジナルのテープケースのレプリカによるアートワークで、33 1/3 RPMのモノラル・アナログ盤でリリースされる。1枚の写真プリント、2枚のフォト・コンタクト・シート、マーク・アダムスによるライナーノーツも同梱される。
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