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ポール・マッカートニーは英国政府の過失によって自身が設立したリヴァプール・インスティテュート・フォー・パフォーミング・アーツ(LIPA)が1,600万ポンド(23億円)の財源を失ったとして批判している。

ポール・マッカートニーが共同で設立したLIPAは「2016年になされた一連の過ちによって、支払われる可能性のあった資金のほか、司法による再審査のための資金として16万ポンド(約2,300万円)を失った」と主張している。

イギリスの教育局(当時のイングランド高等教育助成会議)は2016年に行った財源に関する最初の審査でLIPAを落選させたと言われている。

『リヴァプール・エコー』紙によれば、LIPAはその後の再審査によって次の審査に進むことが認められたものの、その時にはすでに割り当てられるはずだった資金がすべて他に割り当てられてしまっていたのだという。

現在、行政監察官によって教育局がLIPAを審査で落選させた過程についての調査が行われている。

「僕はリバプールの難局の時代にLIPAを生み出す手助けをした。今では世界でもとりわけ敬意を払われている教育機関の一つになっているわけでね」とポール・マッカートニーは述べている。

「僕たちやリヴァプールの全大学の長たちの資金は、欠陥のあった調査の影響を受けてしまったんだ。LIPAは僕の情熱であり、遺産の一つなわけでね。不正によってその将来に影響が出るようなことがあってはならないんだ。政府が自らの過ちを正して、僕らが将来的にこの仕事を続けていく手助けをしてくれることを願っているよ」

教育局は現在調査が行われていることを認めているものの、その詳細については明らかにされていない。

「教育局は現在、前身の機関である高等教育助成会議によってなされた決定が行政監察官によって調査されています。現在は調査中の段階にあり、これ以上のコメントは適切ではありません」とスポークスマンは述べている。

一方、ビリー・アイリッシュは先日、ポール・マッカートニーが自身の両親とフェイスタイムで通話した時のことを振り返っている。

ビリー・アイリッシュは次のように語っている。「ステラ・マッカートニーと会っていた時に、彼女が父親とフェイスタイムをしたの。つまり、ポール・マッカートニーとよ! ママは涙を流していたし、パパも泣いていたわ」

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