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デュア・リパは英『ヴォーグ』誌とのインタヴューで音楽業界に蔓延する男女間の不平等について語っている。

「女性たちが一生懸命に働いていなかったわけではないだとか、私たちが前に出ようとしてこなかったわけではないという事実に、人々が少しずつ気づき始めているんだと思うわ」とデュア・リパは語っている。

「単に私たちが真剣に取り合えてもらえていなかったっていうだけで、機会を与えられてこなかったということなの。今後、数年間でこの問題にさらに焦点が当てられるようになって、私たちが男性と平等だと感じられるような、平等に機会が与えられていると感じられるような時が来ることを願っている」

「世間は女性たちが自分らしくあろうとすることにそれほど厳しくないはずだって私は思っているわ」

デュア・リパの今回の発言は、彼女が今年の2月に行われたグラミー賞の授賞式でグラミー賞を主催するレコーディング・ アカデミーの会長であるニール・ポートナウの発言に言及したことに続くものになっている。

ニール・ポートナウは2018年の授賞式後に行われた記者会見で、その年の主要4部門における女性の受賞が1部門しかなかったことについて、女性たちは「進歩しなければいけない」と発言したことで物議を醸していた。

デュア・リパは今年、最優秀ダンス・レコーディング賞に続いて受賞した最優秀新人賞の受賞スピーチで次のように述べている。「最初に伝えたいのは、今年、本当に素晴らしいたくさんの女性アーティストの方々と共にノミネートされたことをとても光栄に思っているということです。私たちは今年、本当に進歩したと思います」

デュア・リパは現地時間4月9日に行った『エル』誌とのインタヴューで最優秀新人賞の受賞スピーチに言及して、ニール・ポートナウの発言に言及したのは意図的ではなかったと語っている。

一方、デュア・リパは現在セカンド・アルバムに取り組んでいる。先日、デュア・リパはニュー・アルバムの進捗をファンに報告して、ナイル・ ロジャースとスタジオに入ったことを明かしている。「みんなにもプロセスに一部として参加してもらいたいと思っているの。そういうわけで、今は少しずつ前進しながら、次のアルバムに向けた曲が完成し始めたところよ。なかでも、昨日は本当に特別だったの」とデュア・リパはツイートしている。

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