フー・ファイターズがイタリアの1000人によるカヴァーのリクエストに正式に答えることが明らかになっている。
7月に公開されたこのビデオでは、ドラマー、ヴォーカルそしてギタリストを含む1000人の地元のミュージシャンたちが、1999年に発表されたフー・ファイターズの曲、“Learn To Fly”をカヴァーしている。
このパフォーマンスは、チェゼーナのフー・ファイターズ・ファンによって行われたキャンペーンの一環で、チェゼーナでのライヴの為にデイヴ・グロールを含む同バンドを招聘することが目的となっていた。
10月22日にフー・ファイターズはバンドのタンブラーを更新して、11月3日にイタリア、チェゼーナのCarisportでライヴを行うことを発表している。
タンブラーに掲載された内容は次のとおり。
「僕の電話が友人からのテキストで溢れかえっていたあの日のことを一生忘れないよ。それら、すべてには、『これ、観た???』、『素晴らしい!』、『これ、ヤバイ!』などのコメントとともに、内容が分からないユーチューブのリンクが貼ってあったんだ。きっとまた、『猫が紙袋に入って出られなくなる』映像だと思ってね。だから、最初は食いつかなかったんだけど、1000個目のメッセージでリンクをクリックしてみたら、自分が目にしたものに圧倒されたんだ。こんなにたくさんの人が音楽を作ることに多くの時間を費やし、努力して、愛を注いでくれたのを見て、感動して泣いたよ。そして、それがフー・ファイターズの曲だったという事実に……そうだね……どれだけ謙虚な気持ちにさせられたのかは、言葉で表現するのが難しいよ。確実に、これまでの人生の中で最高に美しい体験のひとつだった。外を散歩し、芝生の上に座って、カメラの電源を入れて、すぐさま返事をしたよ(最大限のイタリア語を使って)。
“Stiamo arrivando! Prometto!”(行くから!約束するよ!)
あの日以来、僕たちはこの素晴らしい体験を心待ちにしている。11月3日にCarisportでのライヴが実現することをようやく発表出来て嬉しく思っている。
僕たちは、チェゼーナでプレイ出来ることにすごく興奮していて、光栄に思っている。このような経験は人生に一度きりしか起きないので、その人生一度のショウをとても楽しみにしているよ」
7月に公開された1000人によるカヴァー映像はこちらから。
チェゼーナ公演以降は、11月19日までヨーロッパをツアーする予定となっている。
一方、フー・ファイターズはシンガー・ソングライターのベン・クウェラーと共に5曲の新曲をレコーディングしたことを、最近のライヴで明かしている。
フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールは、オースティン・シティ・リミットの2週目のヘッドライナーのステージで、この事実を認めている。「昨日の夜、何をしてたか、分かるかい? テキサス州オースティンというこの美しい街で5曲の新曲をレコーディングしたんだ」と10月9日に行われたライヴでデイヴ・グロールは観客に向かって語りかけている。
彼はまたこのレコーディングにシンガーソングライターのベン・クウェラーが参加しているとも述べ、ベン・クウェラーはこの日のライヴで“Big Me”のデュエットにも迎えられている。
デイヴ・グロールは更にこう語っている。「本当に偶然でさ、16年間会えていなかった昔の友人に出くわしたんだ。それでヴォーカルをレコーディングしたんだよ。ダチが部屋に入ってきて、俺は『よう!』という感じで、そしたら俺の歌ったものに最高に美しいハーモニーを加えてくれたんだ。俺としては『今すぐヴォーカル・ブースに来いよ』って感じだったんだけど、それから『もしお望みであれば、今夜のライヴに行って一緒に歌ってもいいよ』って言ってくれたんだ」
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