ヤングブラッドはゴスペル調の楽曲を収録し、ヒップホップの影響を受けている「気の狂った」ような新作について、ファンとの出会いがいかに影響を与えているかについて語っている。
ドンカスター出身のシンガーソングライターである、本名をドミニク・ハリソンという現在20歳のヤングブラッドは『NME』のインタヴューに応じて昨夏にリリースしたデビュー作『21stセンチュリー・ライアビリティ』に続く次回作について語っている。
ヤングブラッドはニュー・アルバムをリリースする準備が「ほとんど整っている」ことを明かし、新たなプロジェクトに向けて「指を咥えて待っているようなことはしたくなかった」として次のように語っている。「ヒップホップのアーティストたちを敬愛しているんだ。彼らはたくさんの音楽をリリースするからね。というのも、今はたくさんの情報がどんどん消費されていくような世の中なわけでさ。次のアルバムを出すのに2年も待ちたくないんだよ」
ヤングブラッドは続けて、デビュー・アルバムの時との楽曲制作の違いについて次のように語っている。「何が違うかって、ファースト・アルバムではそれまでの19年間の人生について歌っていたわけだよね。その過程のすべての情報を吸収して、思ったことを吐き出すっていうね。全部、俺のことだったんだよ。でも、アルバムが受け入れられるほど、俺のことじゃなくなっていくんだ。俺たちについてのアルバムになるんだよ」
ヤングブラッドはファンとの出会いが新作に影響を与えていることを明かして、次のように語っている。「新作の多くでは彼らから聞いたことや、彼らが経験してきたことについて歌っているんだ」
「リリースするのが楽しみだよ。待ちきれないね。だって、今回も俺みたいなアルバムなんだよ。気の狂ったような作品なんだ。2分の中に5つのジャンルが詰め込まれているよ」
ヤングブラッドは新作のサウンドについてヒップホップやブリットポップの要素を取り入れて「イギリスらしさを保って」いながらも、ゴスペル調の楽曲も収録されていることを明かしている。
「俺は音楽が大好きで、あらゆる人たちからの影響を取り入れたいと思っているんだ」とヤングブラッドは他のジャンルを探求することについて語っている。「むしろ、何でそうしないんだ? って感じでさ。気に入ったものがあれば、俺はそれを取り入れるよ」
ヤングブラッドのインタヴュー動画はこちらから。
ヤングブラッドは3月22日に12曲を収録したライヴ・アルバム『ライヴ・イン・アトランタ』をリリースしている。
ヤングブラッドは今秋にUK/ヨーロッパ・ツアーを行うことが発表されている。
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