オジー・オズボーンは70歳を迎えて死について考えるようになったと明かしている。
オジー・オズボーンは先月、ウイルス性疾患の合併症のために病院に入院しており、肺炎を患ってしまうことが懸念されて容態が回復するまで集中治療を受けていることが報じられていた。彼はその後、気管支炎を患って、自宅で療養するために計画していたツアーのキャンセルを余儀なくされている。オジー・オズボーンは現在は退院しているものの、6週間の自宅静養が必要との指示を医師から受けていた。
オジー・オズボーンは英『メタル・ハマー』誌によるインタヴューに応じて、死について考えることはあるかという質問に次のように答えている。「ああ、実際考えているよ。終わりに近づいてきているわけでさ。けど、70歳になったことで世の中の劇的な変化にも気が付けたんだ」と彼は語っている。
「クレイジーなことが起きているよね。何もかもが、馬鹿みたいなレベルでスピードアップしているわけでさ。昔は1週間かかっていたことが、今では1時間でそれ以上のことができるわけでね。人類はあまりにも早く進みすぎてるんじゃないかって思うよ」
オジー・オズボーンは同じインタヴューの中で、かつて依存症や自身のライフスタイルのために若くして死んでしまうのではないかと考えていたとも明かしている。「何年も前に『あと、どのくらい生きられると思いますか?』って訊かれていたら、俺はこう答えていたはずだよ。『俺は40歳になる前に死ぬんじゃないかな!』ってね」
「俺はずっと運に恵まれていたんだ。万が一、『オジー・オズボーン、ホテルの部屋で亡くなっているところを発見される』という記事を読んだところで、君は『本当に?』とは思わないだろう? 君はきっと『まあ、当然だよ!』って思うはずだよ」
オジー・オズボーンは以前、ここ数年で多くのミュージシャンが亡くなってしまったことにショックを受けていると「ザ・パルス・オブ・ラジオ」に語っている。「ここ最近に亡くなってしまった人たちのことを思うとさ」とオジー・オズボーンは語っている。「俺の順番がすぐに来ないことを祈るばかりだよ。俺としては『ラッキーだよ。亡くなった人たちの1人じゃないんだからさ』と言いたい。というのも、かつての俺はそうだったからさ。つまり、薬物やアルコールに関して言えば、俺は今ごろ千回くらい死んでいてもおかしくないんだからね」
オジー・オズボーンは現地時間5月24日に全米ツアーの初日として出演するオクラホマ州プライアーのロックラホマ・フェスティバルからツアーを再開させる予定となっている。
オジー・オズボーンは2017年の11月に、2年間におよぶ最後となるワールド・ツアーを行うことを発表している。
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