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マイケル・ジャクソンは改めて生前の児童虐待疑惑が浮上しているにもかかわらず、ロックの殿堂には残り続けると報じられている。

ドキュメンタリー『リーヴィング・ネヴァーランド(原題)』は36歳のウェイド・ロブソンと41歳のジェームズ・セーフチャックが少年時代にマイケル・ジャクソンから受けていたとしている性的虐待に関する詳細な証言に焦点を当てた作品で、賛否両論が寄せられている。

マイケル・ジャクソンは生涯で2度ロックの殿堂入りを果たしている。1997年にジャクソン5として殿堂入りしたほか、2001年にもソロ・アーティストとして再度殿堂入りしている。

『リーヴィング・ネヴァーランド』では、ウェイド・ロブソンとジェームズ・セーフチャックがマイケル・ジャクソンの虐待行為を痛烈に非難している一方、ロックの殿堂ではマイケル・ジャクソンの立ち位置について疑問視する声はあがっていないという。

「TMZ」によれば、マイケル・ジャクソンは「その音楽の素晴らしさと才能が認知されており、今なお続くロックンロールへの影響を与えました。言い換えれば、MJは音楽を変えたのです。永遠に」とロックの殿堂では述べているという。

マダム・タッソー館はマイケル・ジャクソンの蝋人形について、すべての施設で展示し続ける見解を示している。また、ミュージカル「スリラー・ライブ」も公演を継続することを発表している。

マダム・タッソー館の代理人は『NME』に対して次のように語っている。「マダム・タッソー館ではポピュラー・カルチャーに影響を与えた人物や来場者が見たいと思う人物の蝋人形を展示しています」

「マイケル・ジャクソンの蝋人形は現在でも、マダム・タッソー館の目玉として世界中で親しまれています。私達は展示中の蝋人形について、外部のイベントや来場者からのフィードバックに基づき、定期的にチェックしています」

長年にわたってマイケル・ジャクソンと共に仕事をしてきたビデオ・プロデューサーのルディ・ドレジャールは、マイケル・ジャクソンのことを「他人につけこむ人」だと語り、二人の告発者を支持しているという。

「ほとんどすべての言葉を信じるよ」とルディ・ドレザルは『リーヴィング・ネヴァーランド』について述べている。「誰もマイケルを止められなかったんだ」と彼は続けている。「アイコンがペテン師だったとは信じがたいけどね」

一方、マイケル・ジャクソンの姪であるブランディ・ジャクソンは告発者を「嘘つき」だとし、「お金のために」やっていると批判している、また、歌手のアーロン・カーターも告発者の動機を疑問視し、彼らは「レジェンドの墓を踏みつけている」と発言している。

先日、マイケル・ジャクソンの甥のタージ・ジャクソンは、『NME』に対し、ウェイド・ロブソンとジェームズ・セーフチャックに反論するためのドキュメンタリーの製作が進行中であることを明かしている。

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