マイケル・ジャクソンのもとでかつてメイドをしていたエイドリアン・マクマナスは、彼の児童虐待疑惑についての新たな証言を行っている。
エイドリアン・マクマナスはマイケル・ジャクソンの生前に彼のネヴァーランドにある牧場で4年間メイドとして働いており、2005年には最終的に無罪が言い渡された14件の容疑をめぐるマイケル・ジャクソンの裁判で、彼に不利な証言を行っている。
エイドリアン・マクマナスは先週末に放送されたオーストラリア版「60ミニッツ」に出演して、2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンについての性的不品行疑惑をめぐる新たな証言を行っている。
エイドリアン・マクマナスは番組の中で、マイケル・ジャクソンについて「心を操るような人」であるとした上で、家の中で幼い男の子たちと「戯れている」のを見たことがあると明かしている。
「次の日に家の中に入ると、幼い男の子の下着がマイケルの下着と一緒に床に落ちていたり、ジャグジーの中に落ちていたりしました」とエイドリアン・マクマナスは語り、続けて彼女が実際に目撃したマイケル・ジャクソンの行動について明かしている。
「私は彼が子供たちと戯れているのを何度も見てきました。彼は子供たちの髪を撫で回したり、子供たちにキスをしたりしていたのです」とエイドリアン・マクマナスは語っている。「自分の子供ではなかったのですから、不適切な行為だと私は感じていました」
エイドリアン・マクマナスの証言は、先日公開されたドキュメンタリー作品『リーヴィング・ネヴァーランド(原題)』の中での、2人の男性によるマイケル・ジャクソンから性的虐待を受けていたという発言に続くものとなっている。2人は少年時代にマイケル・ジャクソンから性的虐待を受けていたと語っている。2人はマイケル・ジャクソンが亡くなった際、その遺産管理団体に対して民事訴訟を起こしているものの、遺産管理団体は歌手の行いに対して法的責任を負うことはできないとして、2017年に2人とも訴えを棄却されている。
マイケル・ジャクソンの遺産管理団体は、ドキュメンタリー作品『リーヴィング・ネヴァーランド(原題)』をめぐって1億ドル(約110億円)の賠償をHBOに求めている。
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