ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンは彼の新たなソロ・アルバムから新曲“Tenderness”が本日2月22日に公開されている。
ダフ・マッケイガンは、シューター・ジェニングスと彼のバンドをバックに率いて、5月30日にフィラデルフィアのTLAで、5月31日にはワシントンD.C.のシティー・ワイナリーにてスペシャル・ライヴを行うことも決定している。
ダフ・マッケイガンとシューター・ジェニングスは2018年3月からカリフォルニア州のエコー・パークにあるステーション・ハウス・スタジオを拠点としてレコーディングを開始し、ガンズ・アンド・ローゼズのツアーとシューター・ジェニングスの名を冠したアルバム『Shooter』のリリースの合間に曲を書き、レコーディング作業を行っている。
新曲“Tenderness”はこちらから。
「このプロジェクトを始める前、2年半に及んだガンズ・アンド・ローゼズのノット・イン・ディス・ライフタイム・ツアーの本を書くのかと、何度か人に訊かれたよ」とダフ・マッケイガンは語っている。「もちろん、素晴らしい経験ではあったんだけど、俺の頭の中にぐるぐると渦巻いていたアイディアは、本よりも音楽が適していると思ったんだ。地球を旅している間に体験した悲痛な思い、怒り、恐怖、混乱、そして分断がこうした言葉を真実を語る曲にするように仕向け、それによって世に広めることができ、人々を助けることができるんだ」
「先行曲“Tenderness”の意味するところは、既にノイズとして存在している酷い政治家やその他の意見のようなものに、俺がさらに加わって存在しようと思っているわけではないということなんだ」とダフ・マッケイガンは続けている。「これは、調和と平和の曲。そして、このアルバムが瞑想であったり、それがあまりにも尊大で高尚な目的でなければ、何らかの癒しをもたらせてくれればいいと思っている。そして、アーティストとして俺が持っている取りに足らない声を利用して、崩壊しているように見えるものをできれば阻むことができればと思っている。父親として、俺は何かを発言し、行動しなければならない。娘たちと妻、そして国を愛しているからね。強くあり、自分の持つ声を用いて今自分ができることをやらなければ、そんなチャンスは2度と訪れないかもしれないと思うんだ」
「このアルバムを構築し始めた時から先行楽曲の“Tenderness”は焦点になっていたんだ」とシューター・ジェニングスは語っている。「ちゃんとアルバムのサウンドを掘り下げる前に、早い時期にリリースするのが少し怖かった。フィーリングで、一発で決めなきゃ、って思っていたんだ。録音が終わって、最初のミキシングの後にダフに『この曲は今すぐリリースしなきゃダメだ!』って書いて、そういったんだ。自分の人生、そして互いの人生を優しく称賛するというシンプルなメッセージ。この曲は世界で対立が多い中、共感できる解決策を与えてくれるからね。だから、“優しさ(Tenderness)”なんだよ」
シューター・ジェニングスとのコラボレーションについてダフ・マッケイガンは次のように語っている。「曲の構成に、シューターと共に取り組んでいた時、幸運が微笑んでくれたんだ。シューターは頭脳明晰で、無限の音楽カタログが頭の中にわき上がり、どんな瞬間でもそれらを活用することができる。最初からこの作品に信念を持ってくれていて、それが俺に自信を与え、前進する力をくれた。シューターは、どの楽器もできる。それは俺をおじけづかせるように一見みえるが、彼はとても誠実に取り組んでくれ、一度たりとも彼が俺よりも優秀であることをわざと見せつけられたと感じたことはない。実際にはその逆だ。彼によって、より上手いアコースティック・ギター・プレイヤーになれたし、シンガーとしてゆとりもできた。スタジオの中でリアルな本物のサウンドを得る能力は、彼に勝るものはいない。そして、俺のキャリアの中で、このレコード制作が音楽的に最もインスピレーションを与えてくれたんだ」
新作のタイトルや発売日についてはまだ明らかになっていない。
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