ジューダス・プリーストのフロントマンであるロブ・ハルフォードは入院していたオジー・オズボーンについて語っている。
元ブラック・サバスのシンガーであるオジー・オズボーンはウイルス性疾患のためにジューダス・プリーストとのUK/ヨーロッパ・ツアーの日程を延期している。オジー・オズボーンはその後、気管支炎を患って入院を余儀なくされている。
「みんなオジーのことを死ぬほど愛しているからね。まったくさ。『オジー』っていう名前を口にすると、偉大なる彼のキャリアだったり、彼がロックンロールやメタルのために成し遂げてくれた素晴らしいことで頭がいっぱいになるわけでね」とロブ・ハルフォードは豪『ヘヴィー』誌に語っている。
「何百万人もの人生に影響を与えた人物だからね。彼が回復してくれているのは本当に嬉しいよ……最高だと思わないかい? また一緒にやれるんだと思うとさ」
ロブ・ハルフォードは続けて、パーキンソン病のために昨年にツアーからの離脱を発表したジューダス・プリーストのギタリストであるグレン・ティプトンにも言及している。グレン・ティプトンは10年以上前からパーキンソンの症状の兆候が見られると診断されていたものの、昨年になって初めてそれを公にして最新作『ファイアーパワー』に伴うツアーからの離脱を発表している。
「人生とはそういうものだからね。そこに逆境が現れたら、できる限りのことをして立ち向かうんだよ。俺たちは今、それをグレン(・ティプトン)と共に経験しているんだ」とロブ・ハルフォードは語っている。「やっぱり言い直させてくれ。グレンはパーキンソン病と闘いながら、一人でそれに立ち向かっている。彼は素晴らしい例だよ。力強い、パワフルな例だ。彼はこのチャレンジに立ち向かって、それを押し返しながら、今も活発に人生を送っているんだ」
「グレンも、できる時には俺たちと一緒にやっているんだ。彼は今でもジューダス・プリーストのフルメンバーとして活動中だよ。万が一、オジーが(オーストラリアでの)ダウンロード・フェスティバルに間に合わなくても、心の中や彼が書いた曲の中では俺たちと繋がっているんだ」
「これが人生だからね。乗り越えていくしかないんだ。だけど、俺たちは意地でもこのまま突き進んで行くつもりだし、メタルの人生を生きて、ファンのみんなとそれを共有していくつもりだよ」
オジー・オズボーンは先月ツアーの延期に際して次のように述べている。「ヨーロッパ・ツアーの日程を延期しなければいけないことをとても残念に思っているよ。10月以来、触れるものすべてをダメにしてしまっている気分なんだ。親指がブドウ球菌に感染したことに始まって、今度はウイルス性疾患と気管支炎だ。何年も忠実でい続けてくれるファンのみんなや、バンド、クルー、ジューダス・プリーストには、ガッカリさせてしまったことを謝罪したい」
彼は次のように続けている。「それでも、ジューダス・プリーストとのツアーを完遂することは約束するよ。9月から始まる日程に振り替える予定なんだ。改めて、みんなに謝罪するよ。神のご加護がありますように。みんな、愛してるよ。オジー」
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