アヴリル・ラヴィーンは本日2月15日にリリースされた通算6作目となるニュー・アルバム『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』の全曲解説が公開されている。
新作『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』はライム病の治療から復帰後初のアルバムとなる。リリースにあたってアヴリル・ラヴィーンは次のように述べている。「この作品をみんなに届けられる日を長い間心待ちにしていました。遂にみんなに聴いてもらえると思うと胸が一杯です。今作では自分が人生で経験してきたことを、正直に、ありのままに伝えることがとても重要でした。曲を作り、レコーディングをすることが私にとって大きな癒しとなりました。ぜひみなさんにもじっくり聞いて欲しいと思っています。みんな愛しています、ずっとサポートしてくれてありがとう!」
「悪い状況の中には必ず明るい兆しが見えると思っているわ。この長い休みの中で現実の人生を生きて、『これが生きるってことなんだ』って感じることができたから。そういった体験を経て、人々を勇気づけるとても意味のあるアルバムを作ることができたと思っています。音楽はパワフルで素晴らしいもの。『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』のように困難を乗り越えることを歌った曲だけでなく、新作には恋愛や人生のさまざまな局面を歌っている曲が収録されているわ」
レーベルによって公開されたアヴリル・ラヴィーン本人による全曲解説はこちらから。
1. Head Above Water|ヘッド・アバーヴ・ウォーター
病気で寝たきりになっていたある時、“もう音楽を続けられないかもしれない”という状況の時があったの。溺れていくような感覚になり、「神様、どうか溺れさせないで。この荒波を乗り越えさせて(=keep my head above water)」という祈りのような歌詞が浮かんできて、そこから曲のコンセプトやアイデア、歌詞が心の中に沸きあがってきた。それは抑えようがなく、溢れ出てきたわ。
2. Birdie|バーディー
自分の可能性をフルに出し切ることを誰にも邪魔させちゃいけない。自分を解放し空を飛べるほど自分を愛すること。自信と力を見つけて、飛び立ち成長することを歌っているの。
3. I Fell In Love With The Devil|アイ・フェル・イン・ラヴ・ウィズ・ザ・デヴィル
自分の心と頭が葛藤することがあって、自分でも何かおかしいと気づくけれど、その頃にはそこから抜け出すのが難しくなっていることがある・・・そんな状況を歌った曲よ。
4. Tell Me It’s Over|テル・ミー・イッツ・オーヴァー
何度も弄ばれてしまった最悪な恋愛関係に終止符を打つことを歌ったアンセム。ひどい扱いをされたら、絶対我慢なんてしちゃいけない。ビリー・ホリデー、エラ・フィッツジェラルドといったタイムレスなクイーン達にインスパイアされたわ。彼女たちは男の身勝手さに我慢なんて一切しない、女性達のため立ち上がる女性の代表だわ。
5. Dumb Blonde|ダム・ブロンド
「ダム・ブロンド」(=ブロンド・ヘアの女性は頭が悪い、という偏見)のコンセプトは、私自身の実体験がベースになっているわ。自分らしさを攻撃してくるような相手には絶対に負けないで。立ち上がって、戦って。自分らしさを貫いて。愛を忘れないで。偽らないで。優しさを忘れないで。そして本当の自分を見つけたら、堂々としていていいのよ。偏見になんて絶対に負けないで。
6. It Was In Me|イット・ワズ・イン・ミー
私たちは人生の答えを見つけるために必死に様々な場所を探し回るけど、実は自分の中にある。心に耳を傾けて。直観を信じて。他人やモノに幸せを見出そうとしないで。幸せは、自分の中にあるものだから。
7. Souvenir|スーヴェニア
ひと夏の恋って長続きしないものだけど、そうじゃないことだってあるの!たくさんの素敵な出来事や思い出(=スーヴェニア)は簡単に忘れることなんて出来ない。なんとか長続き、いやこの先ずっと付き合っていける方法はないかしら?いつだって希望はあるわ。
8. Crush|クラッシュ
誰かのことを大好きになるんだけど、過去の辛い恋愛経験のせいで、夢中になりすぎることを恐れてしまっている、そんな曲よ。
9. Goddess|ゴッデス
あるがままの私を受け入れ、自分の全てをさらけ出すことが出来て、こんなにも自信と勇気を与えてくれる、そんな特別な人との出会いを歌った曲。
10. Bigger Wow|ビッガー・ワオ
人生を思いっきり生きよう!っていう曲よ。今の人生が望んでいるものと違うとか、こんなはずじゃなかったって感じているなら、もっと大きな驚き(Bigger Wow)を探しに行こう!あなたにふさわしくないものに甘んじちゃだめよ!
11. Love Me Insane|ラヴ・ミー・インセイン
怖がらずにもう一度恋愛することを歌った曲。愛をつかまえるチャンスは、大切にしなくちゃ。憶病になってしまうこともあるけれど、恋愛を遠ざけたままでいるより、経験したほうがきっといいはずだから。
12. Warrior|ウォリアー
「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」も「ウォリアー」も、私がライム病と日々闘い続けていることから生まれた曲。私がこうやってもう一度音楽ができるようになったのは、たくさんの素晴らしい人たちの助けがあったからこそ。
アルバムのストリーミングはこちらから。
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