映画『ボヘミアン・ラプソディ』で主役を務めたラミ・マレックは、フレディ・マーキュリーがクイーンの歴史上最も有名なパフォーマンスとなったライヴ・エイドへの出演を説得された際の逸話を明かしている。
現地時間2月10日に行われた英国アカデミー賞で主演俳優賞を受賞したラミ・マレックは、レッドカーペットでエディス・ボウマンとダーモット・オレアリーのインタヴューに応じて、授賞式の前日にボブ・ゲルドフと交わした会話を明かしている。
1985年に開催されたライヴ・エイドのコンサートを主催したボブ・ゲルドフだが、ラミ・マレックによれば、彼はクイーンに出演してもらうために最後の手段としてフレディ・マーキュリーに直接電話して説得したのだという。
Freddie & @ItsRamiMalek side-by-side for the Live Aid scene in #BohemianRhapsody ✨ pic.twitter.com/Pyrs6hsD8T
— Queen (@QueenWillRock) January 30, 2019
「これを話したらボブ・ゲルドフが怒るかもしれないけど、昨日の夜に彼と会って話をする機会があったんだ。その時に彼が教えてくれたんだけど、彼はフレディに電話して、『フレディ。クイーンのため、そして君のために作られた特別なイベントがあるんだ』っていうことを話したらしいんだ」
「『オーディエンスはフレディのために用意されるんだ』っていうことを話したら、フレディは『どういう意味だい?』と訊いたらしいんだ。『つまり、全世界ということだよ』とボブが言うと、フレディは『言いたいことは分かったよ』ってなったみたいなんだ」
ラミ・マレックは数々の映画賞で賞を受賞しており、現地時間2月24日に発表されるアメリカのアカデミー賞でも主演男優賞にノミネートされている。
ラミ・マレックは英国アカデミー賞の受賞スピーチで、フレディ・マーキュリーについて「最も偉大なアウトサイダー」だと賛辞を送っている。
「すべてにおいて揺るがず、断固として妥協することのなかったフレディ・マーキュリーに改めて感謝します」
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