メタリカのギタリストであるカーク・ハメットは自身のインスタグラムでトム・ヨークによる『サスペリア』のサウンドトラックに賛辞を送っている。
レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークは、ホラー映画の名作をルカ・グァダニーノが2018年にリメイクした映画のサウンドトラック全編を手掛けており、同作は昨年11月にリリースされている。2月22日には未発表の7トラックがリリースされることも決定している。
インスタグラムでカーク・ハメットは今月のお気に入りのアルバムとして2枚のアルバムを挙げている。「今月のお気に入りのアルバム(おそらく次のソロ作品のインスピレーション元になるかもしれないな?)は、トム・ヨークによる『サスペリア』のサウンドトラックと、セイント・ヴィンセントの『マスセダクション』だな」
トム・ヨークは『サスペリア』のサウンドトラック以外にも「政治的」なソロ・アルバムを制作していることを明かしている。
「これまでは政治的な音楽なんて作りたくなかったんだけどね。今やっているのはとにかくそういうものなんだ」と彼は説明している。「ナイジェル(・ゴッドリッチ)と仕上げようとしているところでね。そういう感じなんだ。常にあったものではあるんだけどね」
アルバムのサウンドについてトム・ヨークは次のように語っている。「すごくエレクトロニックなんだけど、これまでにやってきたものとはまったく違うんだ。今回のやり方はコンピューターに依拠しているものが真逆なんだ。おかしなやり方でスタジオで曲を作って、それを壊して、ライヴによるミックスでそれを再構築して、違うものができあがるというね。それが今レコーディングしているものだね」
「僕らは多くのサウンドやらエフェクトやらで即興で演奏するんだ。アルバムを作るにはすごく妙なやり方だけど、すごく楽しいんだ」コンピューターに飽きてしまったのかと尋ねられると、トム・ヨークは次のように答えている。「常に飽きてるよ」
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