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回顧展「DAVID BOWIE is」のアプリ版のナレーションをゲイリー・オールドマンが担当することが決定している。

「ファッションや音楽、グラフィック、演劇、絵画、そして映画の分野におけるアーティストやデザイナーとの幅広いデヴィッド・ボウイのコラボレーション」を辿る展覧会である「DAVID BOWIE is」は2018年7月にニューヨークのブルックリンミュージアムで幕を閉じている。ヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュがキュレーションを務めたこの回顧展は、世界各国の12の都市で開催され、述べ200万人の来場者を動員している。

「DAVID BOWIE is」のデジタルコンテンツについては、今年7月にARならびにVRのフォーマットでリリースされることが明らかになっていたが、今回、ゲイリー・オールドマンがナレーションを担当することが明らかになっている。ゲイリー・オールドマンは2016年にデヴィッド・ボウイが亡くなるまで交友関係があったことが知られ、議論を呼ぶことになった“The Next Day”のミュージック・ビデオにも出演している。

このARのアプリはiOSとAndroidで利用可能だといい、ファンはアプリを通じて回顧展で展示されていた数百点に及ぶ衣装や映像、手書きの歌詞、オリジナルの絵画などを閲覧することができるもので、オリジナルの回顧展では展示されていなかった展示品も多く追加され、ARアプリ限定で公開されるという。

アプリはデヴィッド・ボウイの72回目の誕生日となる2019年の1月8日にリリースされ、1月中は特別価格960円で販売されることも決定している。

「DAVID BOWIE is」のARアプリは、デヴィッド・ボウイ・アーカイヴと、日本での主催を務めたソニー・ミュージックエンタテインメントによる初の共同リリースとなっている。ニューヨークを拠点とするスタジオであるプラネタがAR/VR版のデザインと開発を担当し、V&Aで開催されたオリジナルの回顧展が再現されている。

デヴィッド・ボウイは2000年のグラストンベリー・フェスティバルのパフォーマンスを収録したライヴ作品『グラストンベリー 2000』も昨年リリースされている。

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