ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスはこれまで未公開だった新たな写真がオンラインで公開されている。
写真はラジオ司会者のジェフ・ロイドのツイッターに投稿されたもので、元々は「(イギリスの都市である)マックルズフィールドのフェイスブックのグループ」に投稿されたものだという。
「誰かが、その人の父親が1970年代に職場でやったクリスマスの飲み会の写真を投稿してくれたんだ」とジェフ・ロイドはキャプションに記している。「その人はマックルズフィールドの職業安定所で働いていて、その同僚の一人がジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスだったんだ」
ジェフ・ロイドが投稿した写真はこちらから。
This is great! I'm in a Macclesfield group on Facebook, and someone put up a picture of his dad's work Christmas drinks from the 70s. He worked at Macclesfield Unemployment Office and Ian Curtis from Joy Division is one of the colleagues. pic.twitter.com/JbPGHsC7f1
— Geoff Lloyd (@GeoffLloyd) December 25, 2018
イアン・カーティスは1978年からマックルズフィールドの職業安定所で働いており、精神的な障害や身体的な障害を抱えていた人々に仕事を紹介していた。
イアン・カーティスについては、2015年に彼の家を購入したヘイダー・ゴールドマンがこの家をジョイ・ディヴィジョンの博物館にしたいと考えていることも報じられている。ヘイダー・ゴールドマンはジョイ・ディヴィジョンの博物館にくわえ、世界中のアーティストをサポートするような「デジタル・ハブ」にしたいと語っている。
しかしながら、元ジョイ・ディヴィジョンのメンバーはこの件について、それぞれ異なった形で受け止めており、ピーター・フックが賛成したのに対し、バーナード・サムナーは「自殺のモニュメント」になってしまうのではないかと心配している。この家のキッチンでイアン・カーティスは自殺を図っている。
ヘイダー・ゴールドマンはそのような指摘について「怯えるようなことはなにもない」と否定しながらも、キッチンは観光客に開放したいと語っている。
イアン・カーティスは1980年5月18日に23歳で亡くなっている。イアン・カーティスは生前にジョイ・ディヴィジョンとして2枚のアルバムをレコーディングしているものの、存命中にリリースされたのは1979年の『アンノウン・プレジャーズ』のみとなっている。イアン・カーティスが亡くなってから2ヶ月後の1980年の7月に、2作目となる『クローサー』がリリースされている。
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