パール・ジャムのベーシストであるジェフ・アメンはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが2019年にロックの殿堂を果たせなかったことに言及している。
昨年、初めてロックの殿堂の候補入りを果たしたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンだが、今年も候補として挙がっていながらも最終的な殿堂入りは逃している。ロックの殿堂については先日、レディオヘッド、ジャネット・ジャクソン、ザ・キュアー、スティーヴィー・ニックス、ロキシー・ミュージック、デフ・レパード、ザ・ゾンビーズが2019年にロックの殿堂入りを果たすことが発表されている。
「投票で冷遇された、もう一つの筆頭がロサンゼルスの同胞であるレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンだよね」とジェフ・アメンは衛星ラジオ局「シリウスXM」の自身の番組「パール・ジャム・ラジオ」で語っている。
「もちろん、俺たちと彼らの間には長い歴史があるわけでね。ブラッド(・ウィルク)は何年も前にエディ(・ヴェダー) とバンドを組んでいたし、最初のアルバムをレコーディングしていた時には、ブラッドと少しセッションをしていたりもしたからね。俺たちはずっと友達だったんだ。個人的にも、ティム(・コマーフォード)とはベーシストとして仲よくやっているんだ」
「ティムは俺たちの時代における数少ない偉大なベーシストの一人だからね。会うと技術的な話をするんだけど、とても楽しいんだ。もしかすると、彼は俺以上にベースを愛しているかもね。1995年あたりに観た彼らの公演は、これまでで最もヘヴィーなものの一つで、観客はバンドと一体になってずっと飛び跳ねていたよ。とてもダイナミックで、唯一無二のショウだったね」
パール・ジャムは2017年にロックの殿堂入りを果たしている。
一方、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロはかつてロックの殿堂でアーティストの紹介役を務めたことで知られている。トム・モレロはこれまでにキッスとザ・クラッシュの紹介役を務めており、2014年にキッスの紹介役を務めた際にはそのスピーチに多方面から称賛が寄せられている。また、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのシンガーであるザック・デ・ラ・ロッチャは2007年にパティ・スミスの紹介役を務めている。
今年候補として挙がっていながら、殿堂入りをしなかったアーティストはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの他に、クラフトワーク、MC5、ルーファス&チャカ・カーン、LLクールJ、ディーヴォ、トッド・ラングレン、ジョン・プラインとなっている。
昨年はニーナ・シモン、ザ・カーズ、ボン・ジョヴィ、ザ・ムーディー・ブルース、ダイアー・ストレイツが殿堂入りを果たしている。
34回目となるロックの殿堂入りの式典は2019年3月29日にブルックリンのバークレイズ・センターで開催される。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.