ノエル・ギャラガーはアーティストとしての自由について語り、ブライアン・イーノとも仕事をしてみたいと語っている。
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは2017年11月に最新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』がリリースされている。『モジョ』誌とのインタヴューに応じたノエル・ギャラガーは同作の制作状況について振り返っている。
彼は次のように語っている。「ベルファストで2度、別々のセッションをやったんだけどさ。ツアーをしてたんだけど、しばらくして、音楽が断片的に姿を現し始めたんだ。“It’s A Beautiful World”は形になるのに結構時間がかかってさ。でも、あの頃は18ヶ月間書くことができなくてね。どうなるのか俺にも分からなかったんだ。だけど、そこから突然、歌詞を書いて、ドミノが倒れるようにすべてが始まったんだ。あれにはぶっ飛ばされたね。自分ではなかなか見ようとしないものもデヴィッドは俺から見出してくれてね。あれは解放だったね」
オアシス時代のファンを敬遠させるとしても、実験的な側面を推し進めたいかと訊かれると、ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「俺はアーティストとして、このプロデューサーとやりたいとか、そういうことよりも自分自身の喜びにより重きを置いてるんだ。今は自分のやりたいことを何でもやるわけでね。ブライアン・イーノと一緒にやるかって? やってみたいね」
アーティスト気取りになったということかと訊かれると、笑いながらノエル・ギャラガーは次のように答えている。「アルバムを出す前に6ヶ月間にわたってプロモーションをやったんだけど、ある夜、ホテルの一室で俺は自分に『俺はアーティストになったんだ!』って言い聞かせたんだ。『公営住宅でギターを担いでいる子供じゃない。自分のためにギターでもってやり遂げたんだ、偉業をな!』ってね。だから、ああ、俺は今やアーティストだね。スカーフと帽子を買わなきゃな」
インタヴューの他の部分でノエル・ギャラガーはオアシスを再結成したいと語るリアム・ギャラガーに疑問を投げかけ、彼はファンのためでなく自身のエゴのために再結成しようとしていると主張している。
「リアムは自分のエゴのためにやりたがっているんだよ。あいつがオアシスのファンのことを気にかけたことなんて一度もないんだ」と彼は語っている。「あいつがファンのことを気にかけていたなら、キャリアを通じて25回もステージから降りるなんてことやらないはずだからな」
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