レディオヘッド、ジャネット・ジャクソン、ザ・キュアー、スティーヴィー・ニックス、ロキシー・ミュージック、デフ・レパード、ザ・ゾンビーズが2019年にロックの殿堂入りを果たすことが明らかになっている。
ロックの殿堂入りの候補は今年10月に発表されていたが、今回ついに殿堂入りアーティストが発表されている。
候補となる資格については初めての商業的音源のリリースから25年が経過したアーティストとなっていて、今年の場合は1993年となる。
Your official #RockHall2019 Inductees are here – welcome to the Hall of Fame: https://t.co/9aY5FO8gBH pic.twitter.com/YVep5m9r3f
— Rock Hall (@rockhall) December 13, 2018
候補として挙がっていながら、殿堂入りをしなかったアーティストはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、クラフトワーク、MC5、ルーファス&チャカ・カーン、LLクールJ、ディーヴォ、トッド・ラングレン、ジョン・プラインとなっている。
昨年はニーナ・シモン、ザ・カーズ、ボン・ジョヴィ、ザ・ムーディー・ブルース、ダイアー・ストレイツが殿堂入りを果たしており、レディオヘッド、ケイト・ブッシュ、デペッシュ・モードは見送られていた。
ケイト・ブッシュやジェフ・バックリィは今年の候補からも見送られていた。
レディオヘッドのエド・オブライエンはロックの殿堂について以前に次のように語っている。「イギリスのバンドとしてノミネートされたことは非常に嬉しいことだとは言えるけどさ、文化的な面では理解できていないよね。というのも、すごくアメリカのものだからさ。僕らみたいなイギリスのバンドが自分たちを讃えるなんて、本当にバツが悪いよね」
彼は次のように続けている。「アメリカに来ていつも好きなことの一つがさ、アメリカのバンドとはちゃんと話ができるってことでね。イギリスのバンドとはすごく敵対心があるんだよ。僕らのDNAには授賞式の場とかってちょっと相反する感情があるんだよね。あんまりいい体験をしたことがないんだ。失礼なこととかもしたくないしさ。だって、明らかに素晴らしいアーティストがノミネートされているわけでね。でも、正直、理解できていないよ。イギリスの人間ってさ、『分かった、ありがとう。でも、これに何の意味があるんだ?』って感じなんだよ」
34回目となるロックの殿堂入りの式典は2019年3月29日にブルックリンのバークレイズ・センターで開催される。
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