ブリット・アウォーズは批評家の選ぶ2019年の新人賞の候補を発表している。
この賞は「イギリスのレコーディング・アーティストにおける未来のスター」を見出すものとされており、過去には2008年のアデル、2012年のエミリー・サンデー、2014年のサム・スミスが受賞しており、2017年にはラグンボーン・マンが受賞していた。また、昨年はジョルジャ・スミスがこの賞を受賞している。
ブリット・アウォーズは2019年の新人賞の候補としてサム・フェンダー、マヘリア、ルイス・キャパルディの3組を発表している。
候補となった3組は、全国紙やライフスタイル誌、音楽ウェブサイトなどの音楽担当記者や規模の大きいラジオ局やテレビ局の音楽担当らからなる専門家チームによって選出されている。新人賞の受賞者は現地時間12月7日に発表される。
批評家の選ぶ新人賞は2018年の10月31日の時点でアルバムが全英40位以内に入ったことがないアーティストが対象になっている。
スコットランド出身の期待のシンガー・ソングライターであるルイス・キャパルディは先日、ロンドンのシェパーズ・ブッシュ・エンパイアでソールドアウト公演を行っている。ウェスト・ロージアン生まれのルイス・キャパルディは先日の『NME』とのインタヴューの中で、ツアーやツイート、パオロ・ヌティーニへの愛について語っている。
一方、レスター出身の現在20歳のR&Bシンガーであるマヘリアは、13歳の時にアトランティックとレコード契約を結んでいる。以来、“Sober”や『NME』が「ウザい元恋人の写真を燃やす時に聴くR&B」と評している“I Wish I Missed My Ex”などのシングルで成功を収めており、次世代を担う存在として期待されている。
一方、タニーサイドの新星であるサム・フェンダーは先日ポリドール・レコードと契約を結んだことが発表されているほか、シングル“Dead Boys”がBBCラジオ1のアニー・マックの番組で「ホッテスト・レコード」として紹介されている。サム・フェンダーは先日、『NME』とのインタヴューでメンタルヘルスや自身の音楽で歌われている「毒された男性性」について語っている。
批評家が選ぶ新人賞の受賞者は現地時間12月7日に開催されるセレモニーで発表され、受賞者には新たに新調された彫刻家のアニッシュ・カプーアがデザインしたトロフィーが授与される。
2019年のブリット・アウォーズ授賞式は現地時間2月20日にロンドンのO2アリーナで開催される。
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