テイラー・スウィフトは新たにユニバーサル・ミュージック・グループと契約し、これは他のミュージシャンにも金銭をもたらすことになるという。
テイラー・スウィフトは数ヶ月に及ぶ契約を巡る報道を経て、リパブリック・レコーズとユニバーサル・ミュージック・グループと複数年に及ぶレコード契約を締結している。15歳の時に結んだビッグ・マシーン・レコーズとの契約は今年終了を迎えていた。
10個のグラミー賞を受賞しているテイラー・スウィフトについてはストリーミングの大手であるスポティファイとダイレクトなディストリビューション契約を結ぶのではないかという噂もあったが、テイラー・スウィフトはユニークな契約を結ぶことに成功している。それによれば、ユニバーサル・ミュージック・グループのスポティファイの収益はアーティストに直接支払われるという。
テイラー・スウィフトは契約を締結したことをインスタグラムで発表しており、その内容について2枚目、3枚目の写真で触れている。
インスタグラムの投稿でテイラー・スウィフトはスポティファイの条件について次のように述べている。「他の条件よりも多くを意味することなの」
彼女は次のように続けている。「スポティファイの収益を控除することなしにアーティストに還元することができないか訊いてみたのよ」
「彼らは寛大にもこれに同意してくれたわ。彼らが納得してくれたことで、これまでメジャー・レーベルが支払ってきたよりもずっといい条件になる」
リパブリック・レコーズはユニバーサル・ミュージック・グループの子会社で、アリアナ・グランデ、ブラック・サバス、フローレンス・アンド・ザ・マシーンらが契約している。
さらに新しいレコード契約によって今後のマスター音源はテイラー・スウィフトが所有することになるという。
ユニバーサル・ミュージック・グループのCEOであるルシアン・グレンジは次のように述べている。「彼女の同業のミュージシャンに対する関わりのおかげで、彼女は自身のクリエイティヴなヴィジョンを理解し、彼女に代わって世界的にそれを行うことができるリソースと知識を持った企業とパートナーとなっただけでなく、彼女とアーティストへのアプローチも共にするパートナーを探すことができたのです」
「こうした信条を共有することで、我々は共に多くのことを達成できるでしょうし、ユニバーサル・ミュージック・グループの全員が彼女と共にそのキャリアの次章に乗り出していけることを大変誇りに思っています」
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