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スマッシング・パンプキンズのフロントマンであるビリー・コーガンは、元ベーシストであるメリッサ・オフ・ダ・マーが現行の再結成のラインナップに参加していない理由について語っている。

スマッシング・パンプキンズは11月16日に、ビリー・コーガン、ジェームス・イハ、ジミー・チェンバレンのオリジナル・メンバーが参加した作品としては2000年以来となるニュー・アルバム『シャイニー・アンド・オー・ソー・ブライト VOL.1 / LP:ノー・パスト、ノー・フューチャー、ノー・サン』をリリースしている。現在のラインナップには長年のコラボレーターであるギタリストのジェフ・シュローダー、ツアー・ベーシストのジャック・ベイツも参加しているが、オリジナル・ベーシストのダーシー・レッキーは参加しておらず、彼女とバンドの関係は険悪なものとなっている。

また、ダーシー・レッキーの脱退後に加入し、1999年から2000年にかけて『マシーナ』ツアーに参加した元ベーシストのメリッサ・オフ・ダ・マーも今回の再結成には参加していない。メリッサ・オフ・ダ・マーは、2000年にシカゴで開催された当時のラインナップでの「最後の公演」にも参加している。今回、ビリー・コーガンが『NME』のインタヴューに応じて彼女が参加していない理由について語っている。

「わざわざ振り返るほどのやり取りでもないんだけどね」とビリー・コーガンは『NME』に語っている。「メリッサに対して悪い感情は抱いていないよ。ただ、彼女自身が参加することを検討することもなかったんだ。一度終わった後に参加を検討することはないっていうことを明らかにしていたんだよ」

「『窓から覗いておくことにするわ』っていう感じだったね」

また、ドラマーのジミー・チェンバレンは今回のベーシストにジャック・ベイツを選んだ理由について語っている。

「ずっとジャックにしようと思ってたんだ」とジミー・チェンバレンは『NME』に語っている。「素晴らしいミュージシャンだし、それが決め手だったんだけどさ。ジャックはマリリン・マンソン(とスマッシング・パンプキンズ)のツアーの時にもビリーやジェフとやっているしね。バンドにすっかり定着しているし、曲も理解しているんだ」

「ジャックのベースは、スマッシング・パンプキンズの初期の頃にビリーが弾いていたベースを連想させるんだ。ビリーもジェームスも、(ジャック・ベイツの父親であるピーター・フックが参加していた)ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーの大ファンだったからね。ベースの多くのパートで、ピーターのベースを模倣していたんだ」

メリッサ・オフ・ダ・マーは先日、スマッシング・パンプキンズの30周年記念公演について語っている。

「彼らが30周年を迎えるだなんて知らなかったの。ひょんなことから、彼らのマディソン・スクウェア・ガーデンを観ることになったのよ」と彼女は語っている。「『なんてこと、どうやってこれが実現したの? それに、ジェイムスも参加しているの?』っていう感じだったわ。オンラインでニュースは読まないから、特にそう思ったの。いつもは地元の新聞を読んでいるのよ。最近まで彼らの再結成を知らなかったの。つまり、彼らに関して言えば、一周して元に戻ったっていうことなんだけどね。私の人生を変えてくれたバンドよ。あれは1991年のことだったわ。そういうわけで30周年らしいけど、30周年だなんて彼らは本当に言ってるの? っていう感じだったわ」

彼女は次のように続けている。「彼らとは連絡を取り合っていないの。けど、それが必ずしも悪いことではないのよ……もしかしたらビリーもインターネットを使っていないかもしれないし。分からないけどね。彼らがヒット曲を熱狂的なファンの人たちに届けていることは嬉しいわ。彼らはモントリオールでも公演を行っているけど、私はその時、バルト海の島で200人を前にサイレント映画のフェスティバルで映画音楽を演奏していたの。同じ週だったのよ。そうじゃなかったら、彼らのモントリオール公演に行っていたはずよ。観ていたら、きっと私も気に入っていたと思うわ」

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