シガー・ロスのヨンシーは2000年から2004年にかけてレコーディングされたソロ音源が、3枚組のコンピレーション・アルバム『フラックル,2000-2004』として11月23日にリリースされることが明らかになっている。
ヨンシーが「フラックル」の名義でレコーディングしたこれらの楽曲はハードドライヴの故障でずっと失われたと考えられていたものだという。
しかしながら、数年後になってかつて友人に渡していたCDから音源を復元することができ、今回コンピレーション・アルバム『フラックル,2000-2004』としてデジタルで11月23日にリリースされることとなったという。
全24曲が収録される『フラックル,2000-2004』は、2017年に半分の12曲が収録された限定盤のアナログ盤としてもリリースされている。
『フラックル,2000-2004』の3枚のアルバムにはそれぞれ、特定の別々の時期にレコーディングされた楽曲が収録されており、それぞれが違う方法でレコーディングされたものだという。最も古い音源は『2000-2001』と題された1枚に収録されており、これらの楽曲はヨンシーが初めて手にしたノートパソコンを用いてレコーディングされたものだという。
2枚目の『2002-2003』には、ヤマハのRS7000のシンセサイザーを使ってレコーディングされた音源が収録されており、ヨンシーがリサイクルショップで買った音を出すおもちゃのサウンドもサンプリングされているという。
また、3枚目となる『2003-2004』に収録される楽曲は、音楽制作ソフトの「ロジック」と、ヤマハのおもちゃのキーボード「VSS-30」で制作されたものだという。
ヨンシーは先日、トロイ・シヴァンとコラボレーションした楽曲“Revelation”のリリック・ビデオが公開されている。
この曲は映画『ボーイ・イレイズド(原題)』のサウンドトラックに提供されている楽曲で、映画はアメリカの小さな街でバプテスト教会の牧師の息子として生まれた19歳の主人公がゲイであることを告白し、転向療法を受けさせられるという物語で、トロイ・シヴァンのほか、ルーカス・ヘッジズ、ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウらが出演する。
“Revelation”のリリック・ビデオはこちらから。
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