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元イン・シンクのランス・バスが、バンドの活動初期に彼とバンドメンバーがセクハラの被害を受けて耐えていたことを明らかにしている。

ランス・バスは今週の初めに、米トーク番組「ザ・メレディス・ヴィエイラ・ショウ」に出演し、彼が16歳か17歳の頃に「一緒に仕事をした誰か」が「不適切に触れてきた」ことを告白した。

ランス・バスはこのほど、自身が出演するシリウスXMのラジオ番組「Dirty Pop」にて自らの発言について詳しく説明している。「子供たちにそんなふうに触れるのは許されることじゃない。マッサージのように触れることだって同じだ」

しかし、彼は、そのことで心的外傷を負うことはなかったと述べ、コメディアンのビル・コスビーによる性的暴行の告発が相次いだことについてもコメントしている。「僕が被害を受けたと感じた時はビル・コスビーの事件とは状況が違っていたけど、罪は裁かれるべきだと思うし、考えさせられたよ。僕の場合は平気だったけど、精神的にまいってしまう人だって確実にいる。セクハラは深刻な問題だ」

ランス・バスはこの出来事について個人の名前は挙げなかったものの、次のように語っている。「そいつはいつも俺たちの腕をつかんで、筋肉に触れながら『やあ君たち、鍛えてるか? いいねえ!』なんて言ってきたんだ」

また、誰かに男の行動を報告したかと問われ、ランス・バスはこう答えている。「誰にも言ってない。ジョークにできるような話題ではなかったけど、仲間内で話して冗談を言ったりするようなことはあったよ。その当時はすごく気づいてはいたんだけど、被害を受けているとは感じていなかったんだ」

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