ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーは映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公開を記念して“Killer Queen”のカヴァー音源が公開されている。
ライナスによってプロデュースされこの曲は、10月12日に公開されたショーン・メンデスによるクイーンの楽曲“Under Pressure”に続くカヴァー企画の第2弾となっている。この曲の収益の全てはクイーンの死後にバンド・メンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラー、マネージャーのジム・ビーチによって設立されたエイズを戦うチャリティー財団マーキュリー・フェニックス・トラストに寄付される。
“Killer Queen”のカヴァー音源はこちらから。
今回のカヴァーについてファイヴ・セカンズ・オブ・サマーは次のように語っている。「クイーンは私たちバンドに大きな影響を与えてくれました。彼らのユニークなハーモニー、流れるようなソングライティングへ、そしてメンバーそれぞれの音楽性でどうやってお互いに影響を与え合うのか。それらは常に私たちに影響を与えてくれました。私たちの3枚目のアルバム『ヤングブラッド』に収録する楽曲を作っている最中に“Killer Queen”を聴き続けていたので、今回この曲をカヴァーすることに決め、この楽曲へのミニマルなアプローチをクイーンがバンド初期の時点で作り上げていたことに驚き、魅了されました。私たちにとって、個性的なヴォーカリストたちで1つのバンドで探究していたという事実は私たちには非常に重要でした。彼らは、楽器を演奏するだけではなく、バンドのメンバー全員が歌うことができるんだという未来を見せてくれたのです。個性的であるという点の先駆者として、フレディが私たちに教えてくれたのは自分自身を表現することの大切さです。それは、クイーンの音楽が今も、そしてこれからも生き続ける理由の一部なんです」
このカヴァーに対して、クイーンのマネージャーであり今回の映画のプロデューサーも務めているジム・ビーチは次のように語っている。「マーキュリー・フェニックス・トラストの全員が、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーが映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公開を記念し、エイズと闘う我々の全世界的なキャンペーンに参加してくれて非常に光栄に思います。フレディが残した名曲“Killer Queen”の非の打ちどころのないカヴァー・バージョンを作り上げてくれたファイヴ・セカンズ・オブ・サマーに感謝を申し上げます」
映画の詳細は以下の通り。
原題:Bohemian Rhapsody
監督:ブライアン・シンガー
製作:グレアム・キング/ジム・ビーチ
音楽総指揮:ブライアン・メイ(クイーン/ギター)/ロジャー・テイラー(クイーン/ドラマー)
出演:ラミ・マレック/ジョセフ・マッゼロ/ベン・ハーディ/グウィリム・リー/ルーシー・ボイントン/マイク・マイヤーズ/アレン・リーチ
全米公開:11月2日
配給:20世紀フォックス映画 © 2018 Twentieth Century Fox
映画の公式サイトはこちらから。
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
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