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ギブソンは破産を申請してから6ヶ月を経て、再起を果たすことが明らかになっている。

ジミー・ペイジやスラッシュ、カルロス・サンタナなど、数々の著名ミュージシャンに愛されてきたギター・メーカーであるギブソンだが、来月から正式に同社を引き継ぐ新たな所有権と経営権が決定している。

今年5月、ギブソンは3億5700万ドル(約420億円)の負債に対処するために破産を申請しており、家電事業を扱う業績不振の「イノヴェーション」部門の回復が必要となっている。

グローバル投資企業であるKKRが今後はギブソンの筆頭株主となるとのことで、同社はこれまでリーバイスや製菓会社のマーズで働いてきたジェイムス・”JC”・カーレイがCEOに指名されている。

ジェイムス・カーレイはプレス・リリースで次のように述べている。「1人のミュージシャンとして、ずっとギブソンのギターを愛してきましたし、この名だたるギブソンというブランドやそのギブソンのギターを使うことを選んだ人々に最大限の敬意を持っています」

「ギブソンは楽器界における技能と革新の先駆者であり、100年以上にわたって様々な世代やジャンルのサウンドを形作ってきた代名詞です。この名だたるブランドで牽引役を果たせるのを非常に光栄に思います」

「ポールスター」の報道によれば、1986年からギブソンを経営してきたヘンリー・ジャスキヴィッツは引き継ぎのために1年間ギブソンに留まることになるという。

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