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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンであるアンソニー・キーディスは、先週末にNBAのロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦した際、両チームの選手やスタッフ間の騒動に加担して会場から退場させられている。

アンソニー・キーディスは現地時間10月21日に行われたロサンゼルス・レイカーズ対ヒューストン・ロケッツの試合で、ヒューストン・ロケッツの選手であるクリス・ポールに卑猥な言葉を浴びせたことが報じられている。アンソニー・キーディスはまた、会場から退場させられる際に中指を立てている。

アンソニー・キーディスがスタジアムから追い出されるより前、コート内では両チームの選手による乱闘騒ぎが起きており、3人の退場者が出る事態となっている。

会場でのアンソニー・キーディスの様子を収めた動画や写真はこちらから。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーは、試合終了後に退場させられる前のアンソニー・キーディスと写った写真を投稿している。

フリーはインスタグラムに写真を投稿して、キャプションに次のように述べている。「昨夜のレイカーズの試合で、愛する兄弟と。最後はクレイジーだったけど、とことん酒を飲むことができたし、試合も素晴らしかったし、俺は大満足だよ」

彼は次のように続けている。「人間というのはいろんな次元でハイレベルにこなしているわけでさ。思考的にも、肉体的にも、精神的、感情的にもね。言葉を介さず、テレパシーのようにコミュニケーションを取っているんだ。俺はバスケットボールを心から愛しているよ。これは兄弟のアティバ・ジェファーソンに撮ってもらったんだ」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは現地時間9月29日、ロサンゼルスで行ったフリーによる非営利団体シルヴァーレイク・コンサヴァトリー・オブ・ミュージックでのライヴでジミ・ヘンドリックスの“Purple Haze”をカヴァーしている。シルヴァーレイク・コンサヴァトリー・オブ・ミュージックでのライヴは毎年恒例となっているが、今年はロックの殿堂入りを果たしていることでも知られる、元ワーナー・ブラザーズのCEOであるモー・オースティンへのトリビュートとして開催されている。現在91歳のモー・オースティンは、これまでにレッド・ホット・チリ・ペッパーズやザ・ビーチ・ボーイズ、フランク・シナトラらと仕事をしてきたことで知られている。

一方、アンソニー・キーディスは先月、バンドが近くスタジオ入りすることを明かしている。

新作は、2016年にリリースした通算12作目のアルバム『ザ・ゲッタウェイ』に続くものとなっている。『NME』は同作について、3つ星をつけたレヴューの中で「あまり多くのリスクを犯したくない慎重な姿勢」が見えるものの、前作である『アイム・ウィズ・ユー』からの「進歩」は見られると評している。

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