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ここ数ヶ月にわたって通算8作目となるニュー・アルバムをシングルや公の場への出演でほのめかしてきていたリアーナだが、10月7日にロサンゼルスのギャラリーにて開催されたパーティで正式にアルバムのリリースを発表し、そのタイトルとアートワークを公開している。

ロサンゼルス・アート地区にあるママ・ギャラリーで開催されたイベントで、ニュー・アルバムのタイトルが『Anti』になることが発表されており、入口の壁に書かれた説明によれば、この言葉について「特定の方針や活動、意見に抵抗する人」と定義している。

さらに「ロイ・ナフームとのコラボレーションによって、リアーナはアルバム・アートの歴史を変えました。その自身の本能に従い続け、世間の期待とはまったく正反対のことを行うことで、彼女の作品は果敢にインパクトを生み出し続けています」と説明している。

イベントでは様々な点字のアート作品が壁を優雅に飾り、入口ではファンに帯が配られ、それは後にロイ・ナフームの作品に指紋をつける際に、目隠しをするために使用された。

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イベントの途中でリアーナが到着し、新作とロイ・ナフームとのコラボレーションについて語っている。

「元々、スタジオで朝の4時にしてたなにげない会話から始まったの。友達がロイ・ナフームのアートワークを持ってきてくれたね」とリアーナは来場者に語っている。「それで会ってみたら、彼が尋ねてきたのよ。『わたしを楽しい少女にしてくれるものって何?』ってね」

その結果、アルバムのアートワークにはリアーナの少女時代の写真が使われており、黒い風船を与えられた少女は王冠で目隠しをされ、点字で「If They Let Us」と題された詩が綴られている。誌は友人のクロエ・ミッチェルによるものだという。

詩は以下のような内容になっている。

時々、自分が誤解してるんじゃないかって怖くなるの
だって、単純にわたしの言いたいことや
わたしが言わなきゃいけないことって、聞くことがないから
正当に値する形で聞いたことがないの
わたしが話すと決めたことは多くの本音を含んでる
みんな、わたしのメッセージの深層など理解しないでしょう
だからこそ、わたしの声は弱点なのではないの
みんなが恐れていることとは反対のものなの
わたしの声は、わたしのスーツであり、鎧であり、
わたしの盾であり、わたし自身のすべてなの
静寂の瞬間に気づくまで、わたしはその声で呼吸する
わたしは頭のなかで声高に多くの歳月を生きていく
わたしの頭蓋骨の壁をドスドスと叩かれるのに反して
世界は静まり返っている
わたしはそんな世界を生き、そんな世界を愛し、
そんな世界をさげすみ、そんな世界に騙される
だから、わたしが誤解していたとしても、
わたしは見せかけなどに傷つかない、むしろ光栄に思う
みんながわたしたちにそうさせてくれるなら

リアーナは続けて点字の使用について、それが最高にも時折最低にも見えるからとしている。ロイ・ナフームは過去にも点字を使用しており、彼の作風を特色付けている。

何人かのファンとの写真撮影に応じた後、DJが“Bitch Better Have My Money”をかけると、リアーナは「わたしのキャリアのなかでもお気に入りのアートワークよ」と語り、マイクをオフにしてロイ・ナフームに手渡している。

アルバムのリリース日については明かされておらず、この日新曲が発表されることもなかった。

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