GETTY

Photo: GETTY

レディー・ガガの初主演映画『アリー/スター誕生』の興行成績を助けるべく、同時公開の映画『ヴェノム』について偽のレヴューを広めたとして、レディー・ガガのファンが非難されている。

『アリー/スター誕生』は同名作品のリメイク版で、レディー・ガガはスターダムを駆け上がる主人公のアリーを演じている。監督ならびに脚本の共同執筆者であるブラッドリー・クーパーは、アルコール依存症に苦しむロックスター、ジャクソン・メイン役として出演している。

『アリー/スター誕生』はマーヴェルの新作映画『ヴェノム』と同日の10月5日の公開で、『ヴェノム』はトム・ハーディが新しい生命体ヴェノムと化してしまうフリーランスのフォトグラファー、エディ・ブロックを演じている。『ヴェノム』には他にも、リズ・アーメッド、ミシェル・ウィリアムズ、ジェニー・スレイト、ウディ・ハレルソンらが出演している。

米「バズフィード」によれば『ヴェノム』を酷評した偽のレヴューがレディー・ガガのファンたちによって拡散されることになったという。「LGMonster95」というツイッター・ユーザーは「バズフィード」に次のように語っている。「ガガのファンたちは『ヴェノム』の初日を台無しにするべく、IDをたくさん作りました。両作品は同日の公開となっており、『アリー/スター誕生』により多くの観客が訪れてほしいのです」

なお、翻ってマーベルのファンたちも『アリー/スター誕生』に対する偽の批判的なレヴューを拡散し始めていると報じられている。

『アリー/スター誕生』は8月にベネチア国際映画祭で初上映されており、すぐに高い評価を獲得することとなっている。カルチャー・サイト「トークハウス」は、レヴューの中で同作について「瞬く間に名作となった」と評しており、次のように綴っている。「冒頭のオープニング・シーンからあなたの心を鷲掴みにし、シーンを経るごとに魅力が増していく数少ない作品の一つである」

一方、レディー・ガガは、最新作の『ジョアン』を作っていなければ『アリー/スター誕生』に出演することはなかっただろうと語っている。レディー・ガガは「Beats 1」のゼイン・ロウの番組に出演して、『ジョアン』を作っていなければ今回の役柄を演じることができなかったと語っている。

「何事も順を追って起こっていくものだと思っていてね。それで、私たちのようなアーティストは、そういう順序の中に特定の旋律を持ち込んでいるんじゃないかって思うの。自分たちが信じる世界に当てはめるような方法でね」と彼女は語っている。「映画の中で重要な役割を果たすことになった“Shallow”は、特にそれに当てはまると思うの。『ジョアン』でマーク・ロンソンと一緒に仕事をして、“Shallow”はマーク・ロンソンとアンドリュー・ワイアット、アンソニー・ロッソマンドとで作った曲なのよ」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ