GETTY

Photo: GETTY

シガー・ロスのドラマーであるオーリー・ディラソンは性的不品行への告発を受けて、バンドを脱退することを発表している。

オフィシャル・フェイスブックへの投稿の中でオーリー・ディラソンは次のように述べている。「こうした深刻な告発が、バンドやこれまでの年月で成し遂げてきた重要で美しい作品に影響を与えさせることはできなかったのです」

残りのバンド・メンバーは後に次のように投稿している。「ここ数日で彼に対して提起された極めて深刻で、個人的な告発を受けて、彼がこの問題に個人的に対処してもらうべく、バンドメイトであるオーリー・ディラソンの脱退を本日受け入れることにしました。ヨンシー&ゲオルグ」

https://www.facebook.com/sigurros/posts/10156816954749124

オーリー・ディラソンの脱退は、ミーガン・ボイドが2013年にロサンゼルスで暴行を受けたと主張したことを受けてのものとなっている。

ミーガン・ボイドはオーリー・ディラソンと同じベッドで眠りに落ちたものの、2度の機会にわたって少しだけ起きて、暴行されたのを見つけたという。彼女は疲労と酔っていたこともあって、その状況に完全に気づくことはなかったと語っている。

「これまでほぼ6年近く、この痛みを抱えてきました……多くの理由から」とメーガン・ボイドはインスタグラムで述べている。

「私は誰も信じないだろうと思っていました。彼を信じる資格がないと感じていました。というのも、彼は私の愛するバンドに在籍し、アーティストとして彼を尊敬していたのです。私は酔っていましたし、彼と会ったのはクラブでした」

彼女は告発を公のものにした後、オーリー・ディラソンから送られてきたメールのスクリーンショットもあると述べている。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=696716870695087&id=100010703409957

脱退の発表にあたってオーリー・ディラソンは次のように述べている。「この問題の大きさを考慮して、シガー・ロスを脱退することを決めました。自分にとって難しい決断でしたが、こうした深刻な告発が、バンドやこれまでの年月で成し遂げてきた重要で美しい作品に影響を与えさせることはできなかったのです」

「この悪夢から抜け出すために力の限りを尽くしますが、性的暴行のこのような苦しみに配慮して、そうした闘いを公のものにするつもりはありません」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ