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俳優のブラッドリー・クーパーは、パール・ジャムのフロントマンであるエディ・ヴェダーが、自身が主演・監督を務める『アリー/スター誕生』の再作品化を前向きに捉えていなかったことを明かしている。

ブラッドリー・クーパーは、12月21日に日本で公開される『アリー/スター誕生』でアカデミー賞候補の呼び声高い、ロックスターのジャクソン・メイン役の見事な演技を披露しているほか、同作で監督デビューを飾っている。

同作は様々な映画賞の受賞が囁かれている一方で、ブラッドリー・クーパーは今回、演技の参考のために彼がエディ・ヴェダーのもとを訪れた際に、エディ・ヴェダーが同作を前向きに捉えていなかったことを明かしている。

「シアトルまで行って、4〜5日間をエディ・ヴェダーと過ごしたんだけどさ。その時に、9000個くらいの質問を彼にしたんだ」とブラッドリー・クーパーは「ヤフー!」に明かしている。「彼はミュージシャンしか知り得ないような、細かい些細な助言をしてくれたんだ。芸術面についてや、裏事情についてだったりね」

しかしながら、エディ・ヴェダーは『アリー/スター誕生』の制作について必ずしも賛同していたわけではないようだ。

「彼は僕がこの映画をやることをクレイジーだと思ったみたいでね」とブラッドリー・クーパーは語っている。「彼からは、『嘘だろ? いいか、これはやめとけ』って言われたよ」

ブラッドリー・クーパーは、エディー・ヴェダーについて「素晴らしい人物だった」と語っている。

『アリー/スター誕生』は8月にベネチア国際映画祭で初上映されており、すぐに高い評価を獲得することとなっている。同作は、ブラッドリー・クーパー演じるアルコール依存症に苦しむロックスター、ジャクソン・メインと、彼が恋に落ちたレディー・ガガ演じるシンガーを目指すウェイトレス、アリーのそれぞれのキャリアが正反対の方向に進んでいく様を描いた作品となっている。

カルチャー・サイト「トークハウス」は、レヴューの中で同作について「瞬く間に名作となった」と評しており、次のように綴っている。「冒頭のオープニング・シーンからあなたの心を鷲掴みにし、シーンを経るごとに魅力が増していく数少ない作品の一つである」

『アリー/ スター誕生』は12月21日に日本で公開される。

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