リアーナは、白人として生まれたものの長年にわたって黒人のふりをしてきたことが明らかになり、今夏話題となった人権活動家、レイチェル・ドレザルについて語っている。
レイチェル・ドレザルは、白人として生まれたにもかかわらず、黒人として見られていたことが判明するまで、全米黒人地位向上協会のワシントン州スポケーンの支部長を務めていた。
レイチェル・ドレザルは「transracial(人種転換)」と自らのことを評しているが、リアーナは新たなインタヴューで彼女のことを擁護している。
『ヴァニティ・フェア』誌のインタヴューでリアーナは次のように語っている。「わたしはちょっとヒーローだと思ってるの。だって、社会のなかである種、転換したということでしょ」
さらにこう続けている。「黒人のふりをするのがそんなにひどいことなわけ? 黒人であることは素晴らしいことよ。彼女は人々の視点を変えて、目覚めさせたのよ」
同じインタヴューのなかで、2009年に暴力をふるわれて逮捕されたことで知られている元恋人、クリス・ブラウンとの現在の関係についても語っている。
「死ぬ日まであの人のことは気にかけていると思うわ」とクリス・ブラウンについて語っている。「友人じゃないけれど、敵というわけでもないからね。今はそんなにやりとりもないんだけどね」
「わたしはそういう女だからね。関係性の分だけ痛みを感じちゃうのよ。おそらく他の人よりもそうやって強くなっていくのよ。わたしもそういう人間の一人で、こういうことも対処できるようになったの」
先日、『NME』に対してリアーナは通算8作目のアルバムにまだ取り組んでいることを語っており、ファンに対して「すごいもの」を届けることを約束している。2012年にリリースされた最新作の『アンアポロジェティック』からは3年が経過している。
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