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フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールは、NFLのスーパーボウルで行われるハーフタイム・ショーへの出演をここ数年で何度か持ちかけられたことを明かしている。

2019年のスーパーボウルで行われるハーフタイム・ショーには、複数のメディアの報道によれば、アダム・レヴィーン率いるマルーン5が出演すると報じられている。

デイヴ・グロールはフー・ファイターズが将来的にスーパーボウルのハーフタイム・ショーに出演する可能性について言及しており、ロサンゼルスのラジオ局「KROQ」とのインタヴューの中で、具体的なオファーはないものの、主催者から「何度か」話を持ちかけられたことはあると明かしている。

「ここ何年かの間に何度か話し合いの場を持っていて、『ロックンロール・バンドでやりたいと思っているんです。あなた方に出ていただける可能性はありますか? スタジアムでやっていただけますか?』っていう感じの話をしているんだ。俺としては、『もちろんだよ、俺たちがいつもやってることだからな』っていう感じなんだけどさ」とデイヴ・グロールは語っている。

「俺たちとしては『マジかよ、俺たちがスーパーボウルでできるのか!』っていう感じなんだけどね。でも、蓋を開けてみたら、マドンナが(2012年に)やって、(2015年には)ケイティ・ペリーがやって、そういう連中が出演しているんだよ」

デイヴ・グロールは続けて、かつて自身がNFLの重役に悪印象を与えてしまったことがバンドの出演を妨げているのかもしれないと指摘している。

「昔、フランスで参加したパーティーでめちゃくちゃ酔っ払ってしまったことがあってね。その時に、スーパーボウルを担当してるっていう人に会ったんだけどさ」とデイヴ・グロールは語っている。「俺はその時、『俺はもうスーパーボウルなんかやりたくない! 昔はやりたかったけどな。もう今はやりたくなんかないんだ!』っていう感じで話してしまったんだ」

バンドのドラマーであるテイラー・ホーキンスも次のように語っている。「マルーン5を悪く言うわけじゃないんだけど、(スーパーボウルは)いつもキャリアの最後の章みたいな感じがするんだよね」

デイヴ・グロールは一連の発言について次のように補足している。「俺たちはただ、自分たちがまだやったことがないことについての言い訳を探そうとしているだけなんだけどね」

先日、フー・ファイターズはデイヴ・グロールが病気にかかったためにいくつかの公演を延期することとなっている。

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