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スリップノットはリリースから10周年を迎えた『オール・ホープ・イズ・ゴーン』を再発する可能性があることを示唆している。

スリップノットにとって通算4作目となる本作は2008年にリリースされ、タイトル曲となる“All Hope Is Gone”や“Psychosocial”、“Dead Memories”といった楽曲が収録されている。本作はまたスリップノットにとって全米アルバム・チャートで初登場1位を初めて獲得したアルバムとなっている。

パーカッションを担当するショーン・“クラウン”・クラハンは、元々アニバーサリーでのリリースに対して否定的だったものの、今回『デモイン・レジスター』に対して認めている。

彼は次のように語っている。「俺はバンドにいるわけだけど、そういう(アニバーサリーでのリリースみたいな)ものが我慢ならなくてね。でも、今回は『おおっ』と思ってるんだよね。例えば、俺は『オール・ホープ・イズ・ゴーン』に取り組んでいてね。今やってることは、かつて許可しなかった音源を使っているんだ」

「今回、それを見てみたら、『おおっ』と思えたんだ。ファンも聴いてみる必要があるものだと思うよ」

『オール・ホープ・イズ・ゴーン』のレコーディングでは様々なメンバーが追加の楽曲をレコーディングしており、そのうちのいくつかはスタジオB・レコーディングとして知られている。これらの曲は最終的なアルバムには収録されなかったが、ショーン・“クラウン”・クラハンの今回の発言によれば、こうした音源をついに聴くことができるかもしれない。

先日、コリィ・テイラーは2014年発表の『.5:ザ・グレイ・チャプター』に続くニュー・アルバムを2019年にリリースする予定であると語っている。2019年はバンドにとってデビュー・アルバムから20周年の年となっている。

今年6月にコリィ・テイラーは、来たるスリップノットの新作に収録される歌詞について語り、自身の鬱との闘いについても言及している。

「個人的にこの何年かはとてもつらいものだったんだ」と彼は語っている。「それで、自分自身のためにもそうした問題を解決できるように取り組んでいて、今のところうまくいっているんだ。苦しんでいた鬱ともある程度向き合えているし、自分のやりたい形でそうしたものを描写していく方法も練ることができているしね」

「今回の歌詞の中には、俺にとってはだけど、これまでに書いた中でも最高の部類に入るものがあると思っていてね。おそらく、ここ何年かで一番自分のことを打ち明けていると思うんだ」

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