ポール・マッカートニーはザ・ビートルズの解散後、ウィスキーと共にドラッグをやっていた体験について語っている。
ポール・マッカートニーは9月7日にニュー・アルバム『エジプト・ステーション』をリリースする予定となっており、収録曲“Happy With You”で過去の自身の飲酒癖について歌っている。「I used to drink too much/Forget to come home(僕は飲みすぎていて、家に帰ることも忘れていた)」
『モジョ』誌のインタヴューでポール・マッカートニーはこの曲について「ありのままの話だよ」と語っている。「よく飲んでは酔っ払ってたんだ」
ドラッグもやっていたこともあるとして、「特にザ・ビートルズが解散した頃のことだった」と語っている。「落ち込んでいて、僕らが稼いだ金を奪おうとする身の毛もよだつ体験の最中にあったんだ」
「それは簡単に乗り越えられるものではなく、人生でもすごく大変な時期へと導くことになったけどね。ドラッグをやってはすごく酒を飲んで、これまでにないほどだった。でも、乗り越えたんだよ」
かつてひどく飲酒し、ドラッグをやっていた時期は不幸だったかと訊かれると、彼は次のように答えている。「その通りだね。それに、そういうものをやめなければならなかった友人も僕にはたくさんいるんだ。リンゴ(・スター)もそうだし、(イーグルスの)ジョー・ウォルシュとかね。彼らはやりすぎてしまったんだよ」
彼は次のように続けている。「大人になって、パブに行って飲むようになるけど、大半は楽しそうだよね。だけど、リンゴとこの件について話した時、彼は『ウォッカをくれるというなら、当時はボトルごと空けずにはいられなかったんだ』と言っていてね」
ポール・マッカートニーは“Happy With You”についてリンゴ・スターへの共感を歌った楽曲だとしており、「かつてはバカなことをやったとしても、今は幸せでもうそんなことはしない」ことについての曲だと語っている。「リンゴは今、自分の生活にすごく満足しているんだよ」
ポール・マッカートニーはまた彼の家族が自分の人生に与える影響についても触れている。「僕も今よりもバカをやっていたこともあるけどさ」と彼は語っている。「8人も孫がいるからね。ぐずぐずしている暇はないんだ。ハッパを吸いながら、テキーラのボトルと共にアームチェアに座ってなんかいられないんだよ」
彼は今では1週間にワインをグラス1杯しか飲まないとしつつも、「すごく大きなグラスなんだ」と冗談を飛ばしている。
ポール・マッカートニーは10~11月にかけて「フレッシュン・アップ」と題した新たなツアーで来日公演を行うことも決定している。
チケットは8月27日(月)23時59分まで第3次プレリザーブで受け付けられている。
来日公演の詳細は以下の通り。
10月31日(水)東京ドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
11月1日(木)東京ドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
11月8日(木)ナゴヤドーム
OPEN 16:30/START 18:30(予定)
S席:18,500円、A席 :16,500円、 B席:14,500円
更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。
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