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伝説的なシンガーのアレサ・フランクリンが「危篤」で、家族はデトロイトでベッドの周りに集まっているという。

76歳のアレサ・フランクリンは近年、様々な健康上の問題と闘ってきたが、親しい友人や親族に「見守られている」状態にあるとされている。

アレサ・フランクリンは2010年にガンと診断されており、一番最近のパフォーマンスは昨年11月にニューヨークで開催されたエルトン・ジョン・エイズ財団によるパーティーでのものとなっている。

ニュースを報じたロジャー・フリードマンは次のように述べている。「アレサは家族や親しい人々に見守られています。母親として姉妹として友人として、いとことして彼女は惜しまれることになるでしょう。しかし、彼女の功績はその人生よりも大きなものです。米『ローリング・ストーン』誌が過去最高のシンガーとしているだけでなく、彼女はソウルの女王でした。女王陛下よ、万歳!」

2017年、アレサ・フランクリンは偽の訃報を報じるツイートが拡散したのを受けて、それを否定している。

偽の訃報に対して当時、アレサ・フランクリンは『アス・ウィークリー』誌に次のような声明を発表している。「私は概ね元気です。すべての検査も良好と出ています」

アレサ・フランクリンは50年以上に及ぶそのキャリアの中で18のグラミー賞を受賞し、7500万枚上のセールスを記録し、2009年1月のオバマ大統領を含め、3度の大統領就任式でパフォーマンスを行っている。

彼女の最新作は2017年の『ア・ブランニュー・ミー』となっており、本作のリリースをもって引退することを発表していた。「これだけは言っておかなくてはならないけど、私は今年引退するの。私のキャリアがどこから始まり、今どこにいるかっていうことについて考えると誇らしく思うし、すごく豊かなものだったし、満足してるわ」

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