レディオヘッドは現地時間7月7日に行われたシカゴ公演で、映画『007』のために書いた楽曲である“Spectre”をバンドとしてライヴで初めてパフォーマンスしている。
レディオヘッドは現地時間7月6日にシカゴのユナイテッド・センターから最新の全米ツアーをスタートしており、ユナイテッド・センターでは2公演を行っている。
レディオヘッドはユナイテッド・センターでの2公演目となった公演で、以前にフロントマンのトム・ヨークがソロ公演で初披露していた“Spectre”をバンドとしてパフォーマンスしている。
観客が撮影した“Spectre”のパフォーマンスはこちらから。
7月7日の公演のセットリストはこちらから。
Daydreaming
Desert Island Disk
Ful Stop
Myxomatosis
Lucky
Kid A
Decks Dark
Where I End and You Begin
Separator
Exit Music (for a Film)
Spectre
Climbing Up the Walls
The Gloaming
Idioteque
Feral
My Iron Lung
Bodysnatchers
Encore:
You and Whose Army?
Airbag
The National Anthem
2 + 2 = 5
Street Spirit (Fade Out)
Encore 2:
Everything in Its Right Place
Pyramid Song
Karma Police
レディオヘッドはまた、ユナイテッド・センターでの1日目となった現地時間7月6日の公演で“Blow Out”を10年ぶりにパフォーマンスしている。
“Blow Out”は1993年にリリースされたデビュー・アルバム『パブロ・ハニー』に収録された楽曲で、最後に披露されたのは2008年の東京公演となっていた。
一方で、ギタリストのジョニー・グリーンウッドは、自身のプロジェクトであるジュヌンとしてバンドのサポート・アクトを務めている。ジュヌンにはジョニー・グリーンウッドのほか、イスラエルのシャイ・ベン・ツル、インドの音楽グループであるラージャスターン・エクスプレスが参加している。
ジョニー・グリーンウッドは先日、レディオヘッドのメンバーで「最も屈強な」メンバーは誰かについて訊かれ、喧嘩の強さは「得意分野」ではないと語っている。
「そうは言ってもさ」と彼は続けている。「エド(・オブライエン)はボクシングのトレーニングをやっていてね。彼は前回のツアーで僕らのコンサート・セキュリティとスパーリングをやっていたんだ。だから、彼は多分いけるね。でも、彼はバンドでも一番穏やかで、なだめてくれる人なんだけどね」
「フィリップも誰かとそういうことになったらうまいんじゃないかな」とジョニー・グリーンウッドは続けている。「見えないけど、でも、いまだに彼を責めたりしちゃダメなんだ。残りの連中は……まったく相手にならないね」
レディオヘッドの全米ツアーは現地時間8月1日にフィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センター公演で最終日を迎える予定となっており、その前にはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで4公演を行うことも決まっている。
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