フー・ファイターズのドラマーであるテイラー・ホーキンスは、将来的にドラマーとしてリアム・ギャラガーと共演したいと語っているほか、彼と共作したいと思っていることを明かしている。
以前にリアム・ギャラガーについて「ムチャクチャ素晴らしいロック・シンガー」だと語り、オアシスと共に「盛大に夜に繰り出し」た過去について明かしているテイラー・ホーキンスは今回、リアム・ギャラガーとコラボしたいと思っていることについて語っている。
テイラー・ホーキンスは「Beats 1」のマット・ウィルキンソンの番組に出演して、リアム・ギャラガーのためにドラムを叩く可能性はあるかという質問に次のように答えている。「もちろんだよ。彼からはまだ頼まれてないけどね。彼は(テイラー・ホーキンスのソロ曲である)“Range Rover Bitch”を気に入ってくれているんだ。すごく嬉しいよね! ぜひ彼と曲を書いてみたいよな、“Range Rover Bitch”を気に入ってくれてるならさ。リアムにはもう伝えてあるんだ。だから彼は知っているんだけどね。あいつは変わってるからさ」
「思うに彼の場合は、ビーディ・アイを始めた時に少し人々を困惑させてしまったと思うんだけど、今ではありのままのリアム・ギャラガーでいられるわけで、好きなようにオアシスの曲もやれるし、彼の最新作の曲だってやれるからね。あのアルバムはオアシス以降で彼が作った最高の音楽だと思うよ。ビーディ・アイの曲もちょっとは聴いていたし、あれも悪くなかったけど、リアムは他の誰かと書く必要があることに自分でも気づいていたんだよ」
テイラー・ホーキンスは次のように続けている。「俺は彼のこれからが本当に楽しみなんだ。あいつがノッている時は、本当にノッているからな!リアムのそういうところが好きなんだ。あいつは本当に気まぐれなパフォーマーだよ」
テイラー・ホーキンスは以前、リアム・ギャラガーといつ頃からつるむようになったのか、『NME』に次のように語っている。「1995年から1996年のあの時は面白い頃だったよな。素晴らしいよ。オハイオだか、ニュージャージーだかの屋外であいつらのバスが停まってさ、そしたらバスも降りてないのに、二人がお互いを叩き合ってるんだよ。それで、俺たちは『なんてこった、奴らは本物だ』って感じでさ。彼らは素晴らしかったよ。お互いに徹底的にやり合っててさ。俺は彼らが言ってる言葉も理解できなかったしね。90年代にリアムとかとは、盛大に夜に繰り出したことも何度かあるんだ」
「毎回会うと、彼はハグしてくれるんだ。彼のことは大好きだよ。ここ20年間で素晴らしいフロンロマンの一人だと思うよ。間違いないね。マイクを掴んで、歌って、それ以上のことはあんまりしないっていうね。ちょっと身体を揺らすぐらいだよね。髪型もいつも非の打ち所がないしさ、いつも今まで見た中で最高のスウェットシャツを着てるしね」
リアム・ギャラガーは以前、フー・ファイターズから自身とコラボしたいというメッセージを頻繁に受け取っていることを明かしている。
「彼らはショートメールをずっと俺に送ってきてくれてるんだ」とリアム・ギャラガーは『NME』に語っている。「彼らは1曲やりたいみたいなんだけどね。俺はやりたくないんだ。まあ、いつかやるよ。今はやることがあって忙しいからな。でも、連中のことは好きだし、フー・ファイターズにはいい曲もあると思う。デイヴ・グロールには才能があると思うし、バンドもそうだよね」
リアム・ギャラガーは、現地時間6月29日にロンドンのフィンズベリー・パークで大規模な野外公演を行う予定となっており、ウルフ・アリスやロイル・カーナーらがサポート・アクトとして出演する。
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