エディ・ヴェダーは自身の有名なステージ・ダイヴの現場にいたカメラマンと再会したことを明らかにしている。
パール・ジャムは1992年のピンク・ポップ・フェスティバルに出演し、この時エディ・ヴェダーはライヴを撮影していたカメラ・クレーンに登って、命知らずのダイヴを敢行している。
先週、再びパール・ジャムとしてピンク・ポップ・フェスティバルに出演したエディ・ヴェダーは今年その時のカメラマンと再会したことをステージで説明している。
「誰かが僕があの小さな場所から飛んだ時の写真を絵ハガキにして送ってきてたんだけどさ。その写真だとカメラマンは、殺してやるって感じで僕のことを見てるんだ。彼にそうする権利があるのは僕にも分かるしね。あれ以来、会っていなくて、家の廊下で絵ハガキを見てたんだけど、あの日のことを思い出してね。彼がどう思ってるのか考えてたんだ。まだ怒っているのかな?ってね」とエディ・ヴェダーは説明している。
「それで、別の日にアムステルダムにいた時に地元の人に会って、彼を見つける方法がないか訊いてみたんだ。そしたら実現してね。彼と会うことができて、1月に引退していたんだ」
エディ・ヴェダーはカメラマンが怒っているはずだと思っていたが、実際にはカメラマンは違った見方をしていたという。
「実はさ。僕がずっと頭の中で考えていたのとは、まったく違ったストーリーを語ってくれたんだ。僕はずっと彼が僕に怒っていると思ってんたんだけど、彼にはクレーンを支えるスタッフとかもいたわけでさ、僕が飛び乗ったら、クレーンが下がってしまう可能性があったんだよね。だから、彼が叫んでいたのは僕にじゃないんだ。他の連中に持ち上げるように言ってたんだよ」と彼はその再会について語っている。
「それで前のほうにいくかいかないかのところで、飛ぼうとした時、すごく近く感じたんだよね……彼は叫んでたんだけど、僕にじゃなくて、クレーンを後ろに引くようにスタッフに叫んでたんだ。僕が飛び込んだら、すごい雰囲気での撮影ができるからね。僕らは連携してやっていたんだよ。まったく分かってなかったんだけどね。あそこで彼はずっと僕に怒っていたわけじゃなかったんだ。すごく許されたように感じたよ」
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