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ドクター・ルークとの法廷闘争が続いているケシャだが、かつてレディー・ガガに送ったテキスト・メッセージの中でドクター・ルークがケイティ・ペリーをレイプしたと主張していたことが明らかになっている。

ケシャは2014年10月以来、本名をルーカス・ゴットワルドというプロデューサーのドクター・ルークと法廷闘争を続けている。2014年10月、ケシャはドクター・ルークの「精神的操縦と、感情的な悪態と、性的虐待」を訴えてカリフォルニア州の裁判所で訴訟を起こしており、レーベルとのレコード契約からも逃れようとしていた。

その後、ドクター・ルークは名誉毀損でケシャを逆告訴していて、2016年10月にはケシャが名誉毀損の裁判に集中できるように、元々のケシャの訴えが取り下げられたことが明らかになっていた。

今回、ドクター・ルークが起こした名誉毀損訴訟の具体的な内容が公開されており、ケシャはその中でドクター・ルークがケイティ・ペリーをレイプしたと主張しているという。

エンタテインメント情報サイト「ザ・ブラスト」によって入手された今回の文書によれば、ドクター・ルーク側はケシャの3つの主張に対して名誉毀損を訴えているという。そのうちの2つである、ドクター・ルークが彼女をレイプしたという主張や、彼女の意思に反して薬物を使用させたというケシャの主張は、すでに公の知るところとなっているが、今回新たにドクター・ルークがケイティ・ペリーをレイプしたとケシャが主張していることが明らかになっている。

この主張は2016年2月26日にケシャからレディー・ガガに送られたテキスト・メッセージで言及しているとされ、ドクター・ルーク側は「(ケシャはドクター・ルークが)ケイティ・ペリーとして知られるキャサリン・ハドソンをレイプしたという虚偽の主張もしており……このメッセージや(ケシャの)説得がきっかけで(レディー・ガガは)プレスやソーシャル・メディアで(ドクター・ルークについての)ネガティヴなメッセージを広めることとなりました」と述べている。

“I Kissed a Girl”や“Roar”などでドクター・ルークと仕事をしたとのあるケイティ・ペリーだが、公の場でドクター・ルークの性的暴行を告発したことはない。

ドクター・ルークの法務チームは、ドクター・ルークがケイティ・ペリーをレイプしたというケシャの主張について、虚偽の主張だとして現地時間6月13日に訴状を提出したことが明らかになっている。「ケイティ・ペリーについては、彼女本人もドクター・ルークからレイプされていないことを認めています。ケシャによる正反対の主張は、ドクター・ルークについてのその他の甚だしい嘘と同様に事実に基づいておらず、無責任な主張である上、ドクター・ルークとケイティ・ペリーの二人の対する侮辱的なものです。ドクター・ルークは、ケシャに対する名誉毀損訴訟の中で、これらの悪意ある虚偽の主張によって受けた損失と相応のダメージを被告に与えるよう求めています」

※公開後、記事を修正しました。

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