システム・オブ・ア・ダウンがブラジルのリオデジャネイロにあるホテルのバーでわずか80人の観客を前にライヴを行ったことが明らかになっている。
わずかな観客の前で演奏したこの時の模様は、ファンによって9月24日にインスタグラムに投稿されている。システム・オブ・ア・ダウンは、ロック・イン・リオに出演するためブラジルに滞在していた。同フェスティバルでは、デフトーンズのチノ・モレノが“Toxicity”の演奏に参加した模様もオンラインで公開されている。
フェスティバルに出演予定だったバンドは、メンバーの4人中3人がわずかな観客を前にパフォーマンスを行っている。出演したのは、ドラムのジョン・ドルマヤン、ベースのシャヴォ・オダジアン、ギターのダロン・マラキアンの3人で、ヴォーカルのサージ・タンキアンは出演していない。
ファンはインスタグラムに次のキャプションと共に動画を投稿している。「なんてことがリオデジャネイロで起きてしまったんだ! @systemofadown の @shavoodadjian @realjohndolmayan とダロンが、ホテルのバーのステージに立って、幸運な不特定の80人の観客に永遠に忘れられないものを見せてくれたんだ。昨夜の80人から、今日は80000人だよ」
システム・オブ・ア・ダウンは、第一次世界大戦の最中のアメリカによる大量虐殺から100年となることを機に「Wake Up the Souls」と題したツアーを行っている。ツアーは10月6日のメキシコ公演で終了するもので、このツアーではバンドが初めて同国でライヴを行ったアルメニアでの無料ライヴも含まれている。この公演は大量虐殺による戦没者追悼記念日の前日に行われている。
システム・オブ・ア・ダウンは現在、通算6作目となるアルバムを制作中とされており、ベースのシャヴォ・オダジアンはアルバムに取りかかっていることを認めている。「何曲か書いたんだ。これを続けていくつもりだよ。一緒にやることに立ち返ってるところなんだ」
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