ジャスティン・ビーバーは、2年前に写真を撮られた後に激昂して、殴打し、暴行を加えて人的財産を傷つけたとして現地時間6月7日にロドニー・キャノンという人物から訴訟を起こされている。
訴状によれば、ロドニー・キャノンは2016年の6月8日にオハイオ州クリーヴランドのウェスティン・ホテルでジャスティン・ビーバーを紹介されたのだという。ジャスティン・ビーバーはその時、ロドニー・キャノンのかけていたサングラスを無断で外し、自身の目にかけたのだという。訴状によれば、ロドニー・キャノンがジャスティン・ビーバーの写真を撮影すると彼の「態度が劇的に変化」して「激怒」することとなり、写真を削除しなければ自身を怪我させると「攻撃的に脅してきた」という。
訴状にはこれが複数の人々の前で起こったことだと綴られているほか、ジャスティン・ビーバーが人種差別的な蔑称を使ったともされている。
ロドニー・キャノンはまた、自身が立ち去ろうとした時にジャスティン・ビーバーからシャツを掴まれ、顔と頭部、身体を殴られたと主張している。ロドニー・キャノンは「一対一での喧嘩」ではなかったとした上で、自身がジャスティン・ビーバーを床に倒した後に彼のセキュリティの一人に頭を殴られ、短時間の間意識を失ったとも主張している。
ロドニー・キャノンによれば、その出来事で身体的にも精神的にも傷つき、仕事を数日間休まざるを得なかったという。また、訴状によれば1,000ドル余りのサングラスや洋服も駄目になったとされている。ロドニー・キャノンは判決を裁判所に委ねている。
米『ビルボード』誌によれば、同誌はジャスティン・ビーバーの代理人にコメントを求めているというが、現時点ではコメントを得られていないという。
ロドニー・キャノンが訴えている今回の事件は、2016年に事件当時の映像がオンライン上にリークしたことで明らかになっている。ロドニー・キャノンは当時、警察に被害届を提出して、捜査が続けられていた。
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