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スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーは、来たるスリップノットの新作に収録される歌詞について語り、自身の鬱との闘いについても言及している。

スリップノットは今年4月にバンドのツイッターにショーン・クラハンとフロントマンのコリィ・テイラーが共に写った写真を投稿している。キャプションには「2019」と綴られており、ファンの間では来年のリリースに向けて新作に取り組み始めたとの憶測が広まっている。スリップノットの現時点での最新作は2014年の『『5:ザ・グレイ・チャプター』となっている。

コリィ・テイラーは今回、「ラウドワイヤー」とのインタヴューの中でいかにしてバンドの6作目となる新作に取り組んでいるかについて語り、新作の歌詞について自身がこれまでに書いた中でも最高の部類に入ると語っている。

「個人的にこの何年かはとてもつらいものだったんだ」とコリィ・テイラーは語っている。「それで、自分自身のためにもそうした問題を解決できるように取り組んでいて、今のところうまくいっているんだ。苦しんでいた鬱ともある程度向き合えているし、自分のやりたい形でそうしたものを描写していく方法も練ることができているしね」

「今回の歌詞の中には、俺にとってはだけど、これまでに書いた中でも最高の部類に入るものがあると思っていてね。おそらく、ここ何年かで一番自分のことを打ち明けていると思うんだ」

「俺が書いた歌詞を読んだスリップノットの奴らの感想だったり反応も素晴らしいものでね。クラウン(ショーン・クラハン)は歌詞のオープンさや生々しさに圧倒されていたよ。まるで昔と同じような感覚なんだ。バンドを始めた頃の、俺たちが傷で、ファンがかさぶた的な存在だった頃みたいにね。傷を治すためにかさぶたを求めて、俺たちみんなで傷を治そうとするっていうさ。今回の歌詞にはそういう感情が湧くんだ」

一方、コリィ・テイラーとショーン・クラハンについては息子同士がバンドを組んでいることも先日に明らかになっている。コリィ・テイラーの息子であるグリフィン・テイラーとショーン・クラハンの息子のサイモン・クラハンは自分たちのグループの映像をオンラインに投稿しており、その中で彼らはスリップノットのカヴァーも披露している。バンドの中でサイモン・クラハンはドラムを担当し、グリフィン・テイラーはフロントマンを務めている。バンドには他に、ベーシストのジェレマイア・ピューとギタリストのコール・エスペランドが所属している。

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