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ジャック・ホワイトはオハイオ州シンシナティの市長からシンシナティへの鍵を贈られている。

シンシナティの市長であるジョン・クランリーは元ホワイト・ストライプスのフロントマンであるジャック・ホワイトに、かつてジェームス・ブラウンやブーツィー・コリンズ、テンプテーションズのオーティス・ウィリアムズらが所属し、1970年代にその歴史に幕を下ろすこととなったキング・レコードの建物の鍵を贈っている。

「ジャック・ホワイトはキング・レコードの忠実なファンでいてくれました」とジョン・クランリーは語っている。「ジャック・ホワイトは、オリジナル版で我らがフィリップ・ポールがドラムを叩いているリトル・ウィリー・ジョンの“I’m Shakin’”もカヴァーしています」

鍵の贈呈式には、かつてキング・レコードに所属していたブーツィー・コリンズ、フィリップ・ポールも出席している。

「ピッチフォーク」の報道によれば、先日シンシナティ市がキング・レコードを獲得したことで、スタジオは取り壊しから免れているのだという。

市はキング・レコードを再び民間の手に譲渡することを目指しているといい、シンシナティ・USAミュージック・ヘリテージ財団はキング・レコードの運営再開に向けて課税控除を条件につけて寄付を募っている。

一方、ジャック・ホワイトは先日のガヴァナーズ・ボールでホワイト・ストライプスの楽曲“Icky Trump”をドナルド・トランプ大統領に向けて歌っている。

“Icky Trump”の歌詞には次のような一節が含まれている。「アメリカの白人、もっとやり方はないのかよ。自分のことは追い出さないのか? お前らだって移民なんだ。誰が誰を利用する? 僕らのすべきことはなんだ? まあ、ポン引きにも娼婦にもなれやしないんだけどな」

現地時間6月1日にガヴァナーズ・ボールのヘッドライナーを務めたジャック・ホワイトは同曲をドナルド・トランプ大統領に向けて歌い、「大統領にも娼婦にもなれやしない」と歌っている。

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