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ザ・フーのフロントマンであるロジャー・ダルトリーは労働党を批判し、またEU離脱を支持する理由について明らかにしている。

昨年、ロジャー・ダルトリーはEU離脱について数年で「この国にとって正しかったことと見なされると思う」と発言したことが報じられている。今回、ロジャー・ダルトリーはその理由についてEUには民主的な説明責任が足りていないと考えていると説明している。

「僕はアンチ・ヨーロッパじゃない。アンチ・(EU本部のある)ブリュッセルなんだ。でも、みんなはその違いがわかっていないのさ」とロジャー・ダルトリーは『テレグラフ』紙に語っている。「だから、こんなに怒っているんだよ。『失せろ、役立たず!』と言っている僕に対して答えられる人をいてもらいたいもんだけどね」

先日、ジェレミー・コービンを「共産主義者」と批判しているロジャー・ダルトリーは、なぜ労働党を信頼しなくなったかについて説明している。

「言うのが心苦しいんだけど、僕の人生において労働党政権というのは信じられないくらいの楽観で政権にやってきて、国をダメなままにしてしまうんだ」と彼は語っている。「これは話すべきじゃないね。墓穴を掘ってしまうからね」

ロジャー・ダルトリーは昨年『NME』のインタヴューに対し、EU離脱についてこう語っている。「離脱するわけだけど、ほとぼりが冷めたら、この国にとって正しかったことと見なされると思うよ。間違いないね」

「自分にとっては移民の問題やそういうことは関係ないんだ。もっと大きなことだよね。この国の多くの人々が自分たちの声が聞き入れてもらえてないと感じてる。ヨーロッパと取引できたらよかったけど、向こうは応じないわけだからね。そして、キャメロン(元首相)にカバンを持たせて、送り返してきたんだ」

彼は次のように続けている。「自分たちがこうやって投票したことが悲しいよ。でも、今は受け入れなきゃならないと思うんだ。この国はずっと大丈夫だし、そこについては心配してないよ。途中、困難だってあるだろうね。でも、離脱に投票した人たちに期待してるんだ。アイスランドだって国家破綻した時はちょっと大変だったけど、でも、今はそうでもないだろ」

ロジャー・ダルトリーは、26年ぶりとなる新作ソロ・アルバム『アズ・ロング・アズ・アイ・ハヴ・ユー』を本日6月1日にリリースしている。

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