フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールは、過去に振られた女の子を最近になって見返したエピソードについて明かしている。
デイヴ・グロールは『GQ』誌によるインタヴューの中で、11歳の時に4日間付き合ったサンディという女の子との初めての失恋について語っている。
「11歳だったか12歳の頃に、サンディ・モランっていう転校生の子を好きになったんだ」とデイヴ・グロールは語っている。「最終的には付き合うことになってね。俺からデートに誘って、正式に付き合うことになったんだ。4日かそれくらいしか続かなくて、馬鹿げた話なんだけどさ」とデイヴ・グロールは続けて語り、その後、彼女に振られたことを明かしている。
「振られた晩にこういう夢を観たんだ。満員のアリーナで俺がフロントマンをやっていて、ギターを掻き鳴らす俺に観客が熱狂しているっていうね。めちゃめちゃいい夢だったよ」とデイヴ・グロールは語っている。「それで、ステージの下を観ると最前列にサンディがいたんだ。彼女は目を泣き腫らしていてね。彼女は俺を見上げてこう言ったんだ。『デイヴ、どうして私はあなたと別れてしまったの?』ってね」
デイヴ・グロールは続けて、涙こそなかったものの数年後に本当にサンディ・モランがフー・ファイターズのライヴに来たことを明かしている。「何年か前にワシントンD.C.でライヴをしたんだけどさ。同窓会みたいだったよ、400人の友達の名前がゲストリストにはあったんだ」
「誰かからサンディも来たがっているっていう話を聞いてね……まさしく35年前の夢と同じように、俺が地元のステージに立って、ギターを掻き鳴らして、観客を見渡すとサンディが最前列にいるっていう状況だよな」
「サンディ・モロンだぜ」とデイヴ・グロールは続けている。「現実では泣いていなかったけどさ、俺を見て『この最低野郎』っていう感じに頭を振っていたよ」
デイヴ・グロールにとって、小学校時代の恋人との再会は現行のツアーに訪れた慌ただしい一幕に過ぎず、先日のナッシュヴィル公演ではフー・ファイターズからステージに招かれてドラムを披露した8歳の少年がなかなかドラム・キットから降りないという事態に見舞われている。
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