アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーは新作に対する文学からの影響について語っている。
アークティック・モンキーズは5月11日に通算6作目となる『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』をリリースしており、同作は週半ばの時点で他のトップ20に入っている作品の合算を上回るセールスを記録している。
アレックス・ターナーは今回、現地時間5月17日放送の「ラジオX」のジョン・ケネディの番組に出演して新作について全曲の解説を行っており、サウンド面での変化についてオフの時間に接していたものから影響を受けたと語っている。
新作のサウンドについて、文学作品からの影響かと訊かれると、アレックス・ターナーは次のように答えている。「多くが文学と関連していると思うよ。新作が『AM』と異なっている理由についてはおそらくリストが作れるほどだけど、間違いなく文学もその一つだね」
アレックス・ターナーは次のように続けている。「昔は、今ほど自分の読んだり観たりしているものが音楽に出てくることはなかったと思うんだけどね。音楽に入れようとなんて思わなかったんだよね」
「それがソングライターとしての自分のスタイルに影響を与えていることは分かっていたんだけど、同時にソングライターとして避けたいものだとも思っていたんだ。けど、今ではそれも問題ではなくなったけどね」
一方、アークティック・モンキーズは先日、来月にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行うサプライズ公演の詳細を発表している。
『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』のリリースを記念して、アークティック・モンキーズはウォー・チャイルドの資金を募るチャリティ公演を6月7日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行うという。サポート・アクトとしてはテーム・インパラのキャム・エイブリーが出演する。
「ウォー・チャイルドのための公演を行うことで、アークティック・モンキーズが戦争の影響を受けた子供たちを支援するのに、その時間や労力を割いてくれることに喜んでおりますし、我々をサポートすることを選んでくれたことは大変光栄です」とウォー・チャイルドUKのCEOであるロブ・ウィリアムズは語っている。
「公演で集まった資金により我々はその生活を変えていくプログラムを続け、紛争によって人生を引き裂かれたより多くの子供に手を差し伸べることができます。現在、世界では2億5000万人の子供が紛争や戦争の影響を受けており、彼らの権利のために立ち上がることはこれまで通り必要とされているのです」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.