スウェーデンのメタル・バンド、サバトンのヴォーカル、ヨアキム・ブローデンが賭けに負け、次のライヴ会場までの約520kmの距離を歩いたという。
ヨアキム・ブロデンはメンバーとの飲みの席で、敗者はバンドの故郷ファルンから次のライヴが行われるノルウェーのトロンハイム・メタル・フェストまで歩くという条件で賭けを行った。
ヘヴィメタル、ハードロック専門音楽サイト『ブラバーマウス』によると、その距離はおよそ323マイル(約520km)で、歩くと約107時間かかるという。ヨアキム・ブローデンは先週から歩き始めたそうだ。
賭けについてヨアキム・ブローデンは「詳細は話さないけど、ちょっとバカげた遊びだったんだ。冗談のつもりだったけど、だんだんマジな話になっちゃったんだよ」と語っている。
旅路の状況については、「何日か休憩を取ったよ。フェイスブックで知り合ったファンが食事と寝床を提供してくれたんだ」と言う。
ヨアキム・ブローデンはトロンハイムのニュースサイト『TRD.by』に対して「最初の日が一番辛かったね。ちゃんとした靴も履かないで10時間も歩いたのが間違いだったよ」と語っている。
ランニング・シューズに履き替えて歩き続けている彼は、次のように語った。「今はそんなに長時間は歩かないようにしてるよ。1日4~8時間だね」
1999年に結成されたサバトンは、現在7枚目のアルバム『ヒーローズ』のツアーを行っている。
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