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ドナルド・トランプ大統領は、カニエ・ウェストやマイク・タイソン、昨年にNFLの試合で国歌斉唱の起立を拒否して現在はフリーとなっている元49ersのコリン・キャパニックらをホワイト・ハウスに招いて、人種問題についての会合を開催すると報じられている。

トランプ大統領擁護派の牧師で、大統領のスピリチュアル・アドヴァイザーであるダレル・スコットは現在、ホワイト・ハウスにアスリートやミュージシャンらを招いて人種問題について議論する会合の開催に向けて動いているという。

ダレル・スコットは『ピープル』誌に対してドナルド・トランプと大統領執務室で20分の会合を持ったことを明かしており、彼によればトランプ大統領は開催に「100%乗り気」になっており、「とても熱心に取り組んでいる」という。

ダレル・スコットによれば会合は「黒人限定」のイベントではないとのことで、幅広い「人種のるつぼ」を反映したものになるという。

ドナルド・トランプは現地時間5月4日、黒人からの支持率が増えたことに関してカニエ・ウェストに感謝を述べている。

ドナルド・トランプはダラスで開催された全米ライフル協会の会合で次のようにスピーチしている。「カニエ・ウェストは間違いなく力を持った人物だよ。みんなも見たかもしれないが、アフリカ系アメリカ人からの支持率が11%から22%に上昇したんだからね」

「ありがとう、カニエ。感謝するよ」とドナルド。トランプは続けている。「世論調査会社は何かの間違いだと思うかもしれないけどね。違うんだ、大きな進展を遂げたんだよ」

ドナルド・トランプのコメントは、「ロイター通信」による最新の世論調査で黒人男性からの支持率が22%だったとする調査結果に基づいている。その一方で、黒人男性からの不支持率は71%となっている。

カニエ・ウェストはこのところ頻繁にツイッターを更新しており、ドナルド・トランプ大統領を讃えているほか、トランプ大統領のスローガンである「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」と書かれた帽子を被った写真を投稿するなどして、物議を醸している。カニエ・ウェストはその後、ドナルド・トランプの発言の「半分には同意していない」としているほか、ラジオ司会者のシャーラメイン・ザ・ゴッドによる1時間45分に及ぶインタヴューの中でドナルド・トランプを支持する具体的な理由について述べている。

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